感染歴調べる1万人抗体検査スタート…対象者には郵送で文書 : 医療・健康 : 読売新聞オンライン

 結果がたのしみだ。

感染歴調べる1万人抗体検査スタート…対象者には郵送で文書 : 医療・健康 : 読売新聞オンライン

 新型コロナウイルスの感染歴を調べるための厚生労働省による抗体検査が1日、始まった。東京、大阪、宮城の3都府県で計約1万人の検体を採取し、今月下旬をめどに結果をまとめる。

 今回の調査は自治体の協力を得ながら、無作為に抽出した3都府県の20歳以上の男女約3000人ずつから血液の提供を受け、無症状者を含む感染者の割合を調べる。

報道陣に公開された新型コロナウイルスの抗体検査のデモンストレーション(1日午前、東京都板橋区で)=伊藤紘二撮影
 都内では板橋、豊島、練馬の3区で計3000人の検査を予定。対象者に協力依頼の文書を郵送し、指定した会場で採血を受けてもらう。1日は板橋区の会場で模擬検査の様子が報道公開され、フェースシールドなどを着用した看護師が採血する手順などが示された。

新型コロナウイルスの抗体検査を受ける住民(1日午前、宮城県名取市で)=武藤要撮影
 一方、宮城県名取市の会場には午前9時前から市民らが訪れた。入り口で氏名の確認や検温を行うと、待合室で説明ビデオを視聴した後、検査ブースに移動。検査業務の委託を受けた県結核予防会の看護師から採血されていた。

 検査を受けた市内のアルバイト(69)は「抗体があるかないか、はっきりさせたい。世の中のためになれば、なお良い」と話した。

 宮城県の検査は8市町13か所で7日まで実施され、6月中に本人に結果が通知される。

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