修学旅行・千羽鶴

 息子が小学校の修学旅行に昨日から行って、今日帰ってくる。場所は広島。

 先日、娘がクラブの先輩の入院見舞に千羽鶴を贈るためにノルマを持ち帰っていた。俺は折り方を知らないので、娘に教えてもらって手伝った。息子も一緒になって折っていて、ちゃんと知っていたので驚いた。修学旅行で原爆ドームにもって行くのを学校で折ったらしい。1時間ほどで80くらい折った。大半が俺と息子のコラボ作品(娘は途中で風呂に入った)だった。内職をしながら雑談も相手によってはけっこう楽しいものだ。指先を使うのは脳に刺激をもたらすのかもしれない。

 修学旅行というと、俺の子供の頃は大きなイベントだったような記憶がある。今回の息子の修学旅行は遠足の延長という程度の感じしかしない。俺だけでなく、本人がそんな感じだ。用意といっても、先日バッグを買っただけ。服も普段着のまま・・・

 俺の中では、5年生のときの自然学校の方がイベントとして大掛かりな気持ちがある。西宮の私立小学校では、5年のときに自然学校と称して、田舎に4泊5日で合宿する。日数も多く、イベントもあるので、準備するものが多い。行っている期間も長いので、毎晩「ああ、今日も静かだねえ」と感慨が深い。その点で、小学校の修学旅行は軽い印象なのだろう。

 なにせ、俺の行っていた小学校では、泊まりがけでのイベントは修学旅行だけだったし、2泊3日と、息子に比べると長かった。親とはなれて2泊3日なんて、この時が初めてだった。親も緊張したのだろう。準備には時間をかけた物だった。

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