沖縄のFM放送

 レンタカーで走り回ることが多かったので、途中はラジオのお世話になた。CDプレーヤーがついていると思っていなかったのでCDを持ってきていなかったのだ。

 そんなときに、ドライブの供になってくれるのはラジオだ。AMでFENがクリアに入ってくるが、3世代同乗の車内でFENを長時間聞くのは難しい。俺自身も半分程度しか分からないので、トーク中心の番組ではしんどいしね。そこで、民放のFM(多分FM沖縄)を聴きながら走ることが多かった。

 普段、関西地方ではFM大阪、FM802、KISSFMを聴いている。ほとんどが音楽番組といっていいだろう。関西では音楽はFM、トークはAMという住み分けがハッキリできている。

 ところが、沖縄はちがった。AM放送ばりのトーク中心の番組がほとんどで、そこでかかる曲も中途半端に古いものが多くて、ラジオ好きの娘も当惑していた。「同じかけるなら新曲をかけたれよ」と突っ込んでいた。古いといっても、80年代アメリカンロック特集とか70年代ブリティッシュ特集とかテクノポップとかアンプラグド集とかいう訳でもない。俺の知らない日本のポップス歌手の歌だ。

 沖縄というと、偏見かもしれないが、いや間違いなく偏見で、音楽が溢れているようなイメージがある。FENのDJ風のFM音楽番組がいっぱいあって、アメリカと時差のないロックが溢れているような貧困なイメージが・・・・俺だけか?さすがに、町中に沖縄民謡が溢れれていて、誰もが鼻歌に沖縄民謡を口ずさんでいるとは思ってはいなかったけど、トーク中心のFMにはびっくしりした。沖縄の若者はFENで音楽情報を仕入れるのか。

 走り回ったのが昼で、遅くとも10時頃に終わっていたから、若者向けの深夜枠がどんな放送をしているのかは確かめていないので、時間帯で住み分けているのかもしれない。

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