完全なる離婚

天藤真(てんどうしん)の短編集。

夫婦の間での陰謀を皮肉を込めて描く。推理小説として、2003年では通用しない設定や登場人物の情動が多いが、夫婦の駆け引きのスリリングさは変わらない。

カバーがとんでもないが、古本屋でなら買ってよし。

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