blogの限界というより組織の限界

日本企業こそBlogに対して戦略的取り組みを
日本企業が社内情報を生かせるようになるには経営的な課題が多い

竜頭蛇尾というのか、尻すぼみというのか、厳しい現実の前に途方にくれてしまっているような続報になった。最後は企業風土になるのか。企業風土を変えるためのツールが企業風土が変わらないと活用できないという矛盾。

サイボウズやノーツの導入企業の数とグループウェアの導入によって企業風土を変えることをできた数の差(ほぼ導入企業数だろ)がその困難さを物語る。この屍にblog導入企業を付け加えるだけだろう。

極端な話、blogを受け入れて情報共有を進めるような風土のある企業なら、既存のグループウェアが導入済みだろう。グループウェアを置き換えるメリットはblogにはない(補完することでさらに高いレベルに上げることは可能かもしれないが・・・)。それに、そんな組織ならツールを使わなくても、MLでだって情報共有はできる。

ツールのできの良さは、導入のハードルを下げてはくれるが、必要を感じていないところに普及させることは不可能だろう。

本来、これもpingするべきなのかもしれないが、抵抗感があってできない。とくに、このような有名サイトにpingするのは難しい。pingを打つということは相手からもリンクされることであり、相手のサイトを読んでいるほかの人に対して「俺はこう思う」ということを強く主張するような気がするから・・・

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