ツールによって文体が規定されることはあるなあと思う。一番最初のテキストエディタで書いていたときは長くなりがちだったが、coolnoteを使うようになってバラバラの短いメモのようになった。見た目の枠に文がまとめられることで独立性の高いメモを短くたくさん書くようになった。ftpの手間がないので、書きっぱなしの覚書も多くなった。それと、タイトルがあることで、途中から全然違う話になるときには別のエントリーにするようになった。
オフラインでエディタを使っているときは、シーケンシャルな書き方になるし、ftpでアップロードするまでにタイムラグがあった。また、一月の文が一つのファイルだったので、遡って訂正したり書き加えたりすることも多かった(その割りに推敲はしてないけどね)。
それが、MTにしたら、さらに変わった。何が違うのか。それは、draftができること。思い付きのメモのようなものをどんどんdraftで書き溜めて、同じ内容が重なってからまとめて書くことができそうだ。短いメモを速射するのではなく、ある程度まとまったものを書くのに適したシステムかもしれない。まあ、俺はそんなことは意識せずに、日記cgiの延長として書いていくつもりだが・・・これからどう変わるか楽しみだ。
もう一つ、入力フィールドの大きさも文の長さに影響するようだ。今のところデフォルトの入力画面を使っているせいか11行しか表示されない。横も500ドット程度だ。このために、テキストエディタで書いていたときより文章が短くなったり、重複したりすることが多くなるかもしれない。
ところで、エントリー(Entry)という言葉を断りなしに使っているが、記事というかコラムというか章というか、blogツール(日記cgiやMT等フォームで入力するためのツール全て)の1フォーム単位の文章といった意味で、俺は使っている。