NIKE FREE 4.0 flyknit と New balance VAZEE RUSH が使用限界といわれる累計走行距離 500km を超えた。ランニングを初めてジョギングからフルマラソンに至るまでの大半をこの2足で走った。使用限界といっても、ソールがすり減ったりアッパーがぼろぼろになったりはしていない。クッションの性能が本来の能力を出せなくなっている可能性があるというだけだ。充電池の充電容量が下がったようなものだ。なので、捨てるのは辛い。
さらに、社宅には自宅で使いみちがなくて持ってきたIKEA のラックだった板があった。
「用途+材料+夏=棚作り」
これが廃材群。穴が並んでいるのはラックの支柱だったもので穴がないのは棚板だったものだ。他で使ったものの端材も入っている。
これらを見て、JWCAD で全体のイメージ固めをし、購入が必要な木材とパーツを検討する。何度かホームセンターに足を運び、実際の木材や金具を見てイメージをふくらませた。この時期が一番楽しい。
ホームセンターで2×4の木材を数本と木ネジ、Shimpson金具を購入(後で、木ねじは昨年なんであのときcafeの棚を作った時の残りが山ほどあったことに気づいたが後の祭り)。
今回は、シューズラックということで強度はあまり必要がない。なので、できるだけ軽い感じに仕上げるつもりで、支柱を2本だけにしようとだけ考えていた。支柱2本の自立棚を作るのは初めてだったので考えがなかなかまとまらず、この時点でも最終形状は決まっていなかった。
8/5 支柱を後ろにすることだけ決めたので棚板を枝木に固定する事はできた。が、この時点では、支柱をどうやって安定させるかについてはまだ決まっていなかった。
社宅に持ち帰り、支柱を寝かした状態で仮置きしてイメージの喚起を待った。支柱と端材を見ていたら前後方向を強固に固定する方法を思いついた。
同時に自宅で棚板の枝木が長すぎたことも分かった。重心が支柱に近い方が支柱への応力が減るので、棚板が支柱ギリギリになるように枝木を切ることにした。電動のこぎりは自宅においていたので、自宅に帰れる日を待った。
めんどくさかったので、棚板がついたまま枝木を電動のこぎりで切り、支柱への取り付け位置を確定させ、木ねじ用の下穴と支柱の最下部の構造を作った。(8/13)
8/16 社宅に戻ってよく見たら、あらっぽく切った枝木が斜めになっていたり切り口がギザギザになっていたりしたので、木工ヤスリで1時間近くかかって揃えた(それでもかなり荒かったが)。
金具の取り付け順、支柱への取り付けの順番を慎重に考える。棚板の間隔が短いので順番を間違えると電動ドライバーが入らなくなる。そうなると、手で木ねじを回さなければならなくなる。ドリルで下穴を開けるので、手でも回せなくはないと思うが、避けられるに越したことはない。
こういう時に煙草を吸う人間なら一服するところだろうが、自分はDQXIとツムツムで気分転換。ここまででかなり汗だくになっていたのでタオルをチェンジし、昼食と水分をとって気分をリフレッシュ。
組立順序を決めてからは、作業の連続で手を止めることがなかったので、写真はない。
棚板にL型金具を取り付け。場所決めをしドリルで下穴開け。棚板を支柱に前から木ネジ25mmで固定。立ち上げて後ろから枝木に65mmの木ネジを打って固定。最後に金属板をX字状に渡して横方向への剛性を確保した。鉄板は中心でもネジで固定されているので4つの三角形で横応力を受け止めるようになっている。これを付ける前後では手応えが変わる。
この工程は約1.5時間程度だった。予想よりずっとスムーズだった。新しく買った2×4が新しいせいか木ネジの通りが良くてネジ穴を潰すことがなかったからだ。前に社宅に来た時に机を作ったときには木ネジが通らなくてホントに苦労した。その時よりずっと多くのネジを打ったが、今回は一本もネジ穴を舐めなかった。机を作った時には足を古い2×4を使ったからだろうか。
斜めっているように見えるが、HT20のカメラの特性と持ち方の悪さのせいだ。肉眼ではこんなふうには見えない。
棚に載せた重量がすべて支柱を前(写真では左)に倒すようにかかるので、一番下は10本の70mmコースレッドで固定されている。この構造に一番苦労した。
シューズを置いてみた。重い本を一番下に置いて安定させる。最下段だけは重量が柱にかからないから。
シューズは下から、ASICS Gel 1120、NIKE FREE 4.0 flyknit、New balance VAZEE RUSH、Adidas Adizero Japan boost(未使用)