自分が提案したコンセプトとはかなり違うが、「サービスを提供して顧客満足度を上げることで存続を図る」という点では一緒だ。足が遠のいている客をフォローしたり、来館したユーザーに声をかけたりするというのも共通している。
この、シャワーもサウナもないというのは盲点だった。滞在時間が短くなるようなメニューに特化することで、普通のジムより一回あたりの利用時間を短くできる。
ストレッチ・筋トレ・カーディオマシン・(風呂・サウナ)をじっくりやろうとするとジムに滞在する時間は最低でも1時間半、平均的には2時間くらいはジムにいた。実際には往復の時間もかかるので、拘束時間は2時間~3時間だった。これを週に2~3回できる人はあまり多くないだろう(自分はそうだがw)。
なので、濃いサービスで顧客満足度を高めるのではなく、薄くすることで投資コスト(金額と拘束時間)を下げて相対的に満足度を高めるというのは参考になる。飲食店でいうなら立ち食いそば屋に例えられるだろう。
女性客専用でスタッフも全員女性というのもなるほどと思わされたが・・・・
カーブスは、中高年主婦をターゲットにするフィットネスクラブ。そのビジネスモデルは独特だ。通常は会員費だけ払い、あまり来店しない会員が多いほど店舗の事業効率は上がるものだが、カーブスはその逆で、「幽霊会員」を増やさないことで収益を上げている。
情報源: フィットネスのカーブス、幽霊会員をつくらずに収益を生む「逆転の発想」 | 山田英夫のビジネスモデル・ラボ | ダイヤモンド・オンライン