NECにはお花が満開:女子大生との「共創」モデル発売

NEC new notePC 2017 「日本の若者は、パソコンを持っていないという危機的状況にある」って、単にNECのパソコンの売上が下がってるってだけでしょ。

 そもそも、パソコンを持っていることと IT を使って「才能を発揮」することとは関係がない。パソコンを持っている(というか、会社で買い与えられている)おっさんやおばさんが IT 使って才能を発揮しているか?大半のパソコンを持っている高年齢社会人がやってるのは、業務メールとMSオフィスによる文書作成程度だろう(それもクソみたいなファイルを粗製乱造してるだけというのは別の話)。こんなもん、スマートフォンを使いこなせる人間ならすぐにマスターできる。マウスを知らなくても、使い方の説明を受ければ3分で使えるようになる。そんなものに価値はない。

 スマートフォンは完全なポータブルコンピュータだ。スマートフォンでメッセージをやり取りでき、情報検索ができればネットPCと変わらない。オフィスなんてソシャゲの攻略方法を考える頭があれば十分使いこなせるようになる(そもそも、PCを持っていても大半の高齢者はそのレベルすら使えていない)。

 IT を作れる人間を増やしたいならパソコンを配布してもダメだし、今時、珍しい色のパソコン出したからって女子大生が買ってくれると思っているのが完全にずれている(電源入れたら、NEC製のダサいユーティリティやおためし版のアイコン、ISPの接続ツールとかが並ぶんでしょ。あれ消すためだけに何回再起動が必要か・・・)。

 ちなみに、NEC にユーザ目線が無いのはお家芸だ。「屍を重ねるNEC。>「iPadに十分対抗できる」、NECが10.1型のAndroidタブレット端末」。発売時点で終わってるような Android タブレットをして「iPadに十分対抗できる」といえるお花畑っぷりが香ばしい( ´_ゝ`)

若者はPCを持っていない──NECが危機感、挽回へ女子大生との「共創」モデル3月発売 – Engadget 日本版

日本の若者は、パソコンを持っていないという危機的状況にある──そう切り出したのは、NECパーソナルコンピュータ(NECPC)の留目社長です。同社は大学生向けに、女子大生と「共創」したノートPCなどを3月に発売し、若者のPCユーザー開拓を目指します。

若者の7割「PCスキルに自信がない」

留目社長は、若者のパソコン利用について次のように説明します。

「日本では、12歳から19歳の若者でパソコンを持っていない人が約7割もいる。つまり持っている人が少数派なんです。(中略)また、大学生くらいの年齢でも3割の人がパソコンを持っていない。これは他の先進国に比べてもかなり差がつけられています」(留目社長)

またNECPCの独自調査によると、大学生の半数近くが「普段はPCを持ち歩かない」と回答。「PCスキルに自信がない」と回答した学生も約7割に達したといいます。採用現場では「マウスの操作もわからない新人がいた」「タブレットだけで、PCに触ったことのない面接者がいた」なども声もあがっているといい、こうした現状に留目社長は警鐘を鳴らします。

「危機的な状況にある。日本の将来を考えると、こうした若い人がパソコンやITの力を付けていかなければならない」(留目社長)

そこでNECPCは、若者にフォーカスしたノートPC 2モデルを春商戦に投入します。

女子大生と共創したノートPC「LAVIE Note Mobile」

学生がPCを持ち歩かない理由には「重い」「スマホで十分」「バッグに入れるのが面倒」などがあるといいます。

そうした学生の声を反映させるため、女子大生コミュニティの「Calla」(カラー)との「共創」により開発したのが、新型ノートPC「LAVIE Note Mobile」です。キャンパスライフに重要な「モビリティ」「デザイン」「安心感」を全て備えているとうたいます。

LAVIE Note Mobileを共創した女子大生コミュニティ Callaの4人

ディスプレイは11.6インチ。3辺狭額縁デザインを採用したことで、本体サイズをB5ノート並のコンパクトに抑えました。重量は1kgを切る904gの軽量設計で、持ちやすさにも配慮。さらに「図書館でも気にせず使える」という静音性が売りのファンレス設計や、1日中使える「13時間バッテリー」なども売りにします。

その他、第7世代Coreプロセッサ、打鍵しやすい19mmのキーピッチを備えます。カラーバリエーションはアクアブルー・パールホワイト・パールブラックの3色展開です。店頭想定売価は10万4800円前後。

世界最軽量13.3″ノートの新LAVIE Hybrid ZERO

こちらは13.3型ワイドノートPCのLAVIE Hybrid ZEROです。13.3インチワイド液晶搭載ノートとしては世界最軽量をうたう769gを達成しています。こちらも3月発売予定。

液晶ヒンジが360°回転する2 in 1でもあり、キーボードを反対側に折り曲げることでタブレットとしても利用可能。「紙をデジタル化できるため、鞄の中を軽量化できる」(担当者)として、2in1は学生に向くともアピールします。

若者のPC離れは「販売のチャンス」

発表会終了間際、留目社長は「今後(どの分野も)はITと切り離せない。(大学生の)文系の方もITを使いこなして、いろいろな才能を発揮できるようにサポートしていきたい」とコメント。

またPC市場全体については「Windows XPからの買い替えの反動から低迷が続いていたが、年明けから活況を取り戻した」としたうえで「学生の層ってかなりのボリュームがあるんですけど、13歳〜15歳だと、本当に少数の方しかパソコンを持っていないんです。これは我々からすると販売のチャンスでもあります」と若者のPCユーザーの開拓に意欲を示しました。

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