オンキヨー初のSIMフリースマホGRANBEATは長所となる厚みが売り #ONKYO #GRANBEAT #失敗作

好きだよアタイ タブレットで失敗した(思考停止のニューカマー:オンキヨーのタブレット端末市場の参入の理由)にも関わらず、懲りずに Android 端末を出してきた。素晴らしい。

 日本の音響メーカーは時々こういうことをやってくれるから嬉しい。パイオニアの Macintosh 互換機。オリンパスの写真が取れる全面タッチ液晶の HD 音楽プレーヤー「m:robei:robe ( ´_ゝ`)」。デジタルガジェットヲタとしてはウォッチ対象として楽しい。

 間違えてると思うなぁ・・・音質にこだわる層は一定数いるとは思う。しかし、常時持ち歩くスマートフォンにその性能を求めるだろうか?そのために普通の端末の1.5倍以上も重い端末を常時持ち歩きたいだろうか?そこまで音質にこだわるような音質ヲタなら、雑音だらけの屋外で音楽を聴くだろうか?仕様を決めた人間は製品を一日中ポケットに入れて生活してみたんだろうか?一日何時間その端末で音楽を聴いただろうか?そのうち高音質が活かせるような状況が何分あっただろうか?2年か3年はその端末と付き合わなければなくなることを想像したのだろうか?

granbead audio output
Bluetooth なんて信じない。右側はこだわりの 2.5mm ヘッドフォンジャック。

 音響機器、それも音質ヲタが使うような機器は数年おきに買い換えるようなものではないだろう。記事で「同社のデジタルオーディオプレーヤーDP-X1A(現行執筆時の実売価格は7万円前後)」とあるが、そのDP-X1Aは2年や3年で買い換えるようなものではないだろう。だとしたら、2~3年で買い換えるであろう音質以外に特徴のない Android スマートフォンに8万円は高く感じないだろうか。自分が音質ヲタだとしたら、安価な Android スマートフォンと DP-X1A を併用するほうが便利だと思う。普段は軽いスマホだけを持ち歩き、自宅ではDP-X1Aを使っていい音で音楽を楽しめる。しかもDP-X1Aは買い換える必要はない。

Grangeat and girl
Apple の新製品発表ではみられない、モデル記念写真は欠かせない。こういう感性がすでに時代遅れなんだが・・・
 後、この端末は Android 6.0 を搭載しているが、オンキョーが今後の OS のアップデートに対応できるかという不安も残る。Android 端末は Google が新バージョンをリリースしてもメーカーが対応しなければ放置だ。最近は一年程度のバージョンアップに対応するケースが増えたがその保証はない。Android スマートフォンの経験のないオンキョーが継続してサポートしてくれるとは思いにくい。(ちなみに、オリンパスは、m:lobe 発表時点で「永続的にビジネスとして続けていく」と言ったが2年で打ち切ったからねwww。)

Granbeat dame ppt
駄目パワポ。技術屋さんが作るとこうなってしまう。「これを買ったらこんなになります」という提案がない。
 この製品が失敗すると思う根拠のひとつがこの写真。使う人間の生活がどう豊かに・楽しくなるのかを全くアピールしてこない。というより、そういう発想から作っていないのだろう。自社の持っている強みを活かすためにどうすればいいかからスタートしたのだろう。Android タブレットを作った経験もあるしwww

 「重量は234g。・・・実際に持ってみると質感と存在感が良く『長所となる厚み』という印象」って、提灯記事書くのも大変だwww

オンキヨーが初のSIMフリースマホGRANBEATを発表、同社単体DAP並みの構造とオーディオ部品を採用 – Engadget 日本版

1月26日、オンキヨー&パイオニアイノベーションズが、東京にて新製品発表会『”GRANBEAT” LAUNCH EVENT』を開催。オンキヨーブランド初となるSIMフリーAndroidスマートフォン『GRANBEAT』(DP-CMX1)を発表しました。

発売予定時期は2月下旬、価格はオープンですが、同発表会で取り扱いを表明した楽天モバイルでは一括払いで8万4800円(税別)となります。

特徴は、同社のデジタルオーディオプレーヤーDP-X1A(現行執筆時の実売価格は7万円前後)並みのオーディオ機能と品質を備える点。商品コンセプトとしては「スマートフォン史上 最高の音質」を掲げ、同社が提供する「e-onkyo music」などのハイレゾ音源のみならず、各種ストリーミング音源も最高音質で楽しめるようにとの配慮がなされています。

スマートフォンとしての基本機能面では、Androidバージョンは6.0。ディスプレイは5インチのフルHD、IPSタイプ。心臓部となるSoCにはクアルコムのSnapdragon 650(MSM8956:合計6コア、1.8GHz×2+1.4GHz×4)を採用し、メインメモリ(RAM)は3GB、ストレージは128GBを搭載。

本体サイズは縦長状態で72×142.3×11.9mm(幅×高さ×厚さ)、重量は234g。音質を重視した設計などから、スマートフォンとしてはかなり厚みがありますが、実際に持ってみると質感と存在感が良く「長所となる厚み」という印象。このあたりは高級DAPに近い感覚です。

外装はアルミブロックからの削り出しで、実際の質感も高いレベル。とくに縦持ちで左側面に配置された音量用ダイヤル(ロータリーエンコーダー)周辺の指掛けを兼ねた曲面は、見事なアクセントとなっています。
また操作ボタンも、オーディオ重視設計モデルらしく、再生や曲送り用を搭載します。

なお、バッテリー容量は3000mAh。公称バッテリー駆動時間は「ハイレゾ音源再生で25時間」という値が最初に打ち出されているのは流石といったところ。クアルコムのQuick Charge 3.0にも対応します。

また隠れた注目ポイントは、市場動向やターゲットユーザーに関しての解説でした。狙うユーザーは基本的には「For “Music Lover”」と銘打っているように、従来のスマートフォンでは満足できない音楽好きです。

が、歴戦の本誌読者にとって見逃せないのは「Me Tooスマートフォンに飽きた、特徴あるスマートフォンを好む層」という層が入っている点。となりに「ITガジェット感心層」が入っている点からも、いわゆる変態端末愛好家の皆様も想定ターゲットに入っているようです。

ポータブルオーディオ好きが荷物を減らせるスマートフォンとして、また非常に尖った変態端末として、他にない価値を提唱できる機種であることは確かなモデルです。

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