Pebble 2 を買ったよ その6 で、フィットネス・トラッカーとしてどうなん?

写真 pebble 2 with runkeeper ある程度使い込んでからこれを書こうと思っているうちに、Pebble が Fitbit に買収され製品の販売停止(kickstarter で Time 2 や core に出資していた人は払い戻し)、サポート打ち切り、サービスの段階的縮小が決まってしまった。(Fitbit、Pebbleの主要人材とソフト・知財関係の買収を発表。Pebbleは全製品の生産販売を打ち切り:engadget)

Pebble’s Next Step では “Pebble devices will continue to work as normal. No immediate changes to the Pebble user experience will happen at this time.”と書いているが、そのすぐ下に “Pebble functionality or service quality may be reduced in the future.” とある。ハードウェアのみを収入源としている Pebble がハードの販売を打ち切った後でクラウドの運営は続けられないだろう。アプリストアや文字盤は今のうちにダウンロードしておかなければ無いだろう。クラウドに依存しているアプリはサーバ停止と同時に息の根を止められるだろうが・・・

 話がそれてしまったので、結論だけ書く。フィットネス・トラッカーとしては使えない。理由は下のとおりだ。

  • Runkeeper と繋いで心拍センサーとして機能させることができるが運動時の心拍数があてにならない
  • Runkeeper と繋ぐと、Pebble 2 で走行距離や時間が表示できるが、iPhoneの画面を消すと止まってしまう。画面をアクティブにしたままポケットに入れると誤操作につながる。また iPhone のバッテリーを無駄に消費する。
  • Pebble 2 で Run や walk のログをとっても notifications で結果のサマリーが表示されるだけで、fitbit のような運動時のログを残すことが出来ない(Pebble アプリの問題)。
  • ウェブサイトによるサポートがない。せっかくのデータが全く活かせない。iOS のヘルスケアの歩数には反映されるが、心拍のログは残らない。

 これらの多くはクラウドやアプリの改善で対応可能なことなので、アップデートで使えるフィットネス・トラッカーに育つかと期待していたが、逆の結果になった。