Apple watch は昨年、春に販売が開始された後の四半期で、今年は 2 待ちの買い控え時期なのであまり意味のない数字だ。ホリデーシーズンを含む現四半期のシェアがどうなるか。スマート・ウォッチ市場全体の増減はどうかだ。
それより、この記事を読んで感じるのは「フィットネス・トラッカーとスマート・ウォッチを別の市場として比較することに意味があるのか」だ。何度も書いたが、ユーザーの腕は一本だ。それをフィットネス・トラッカーとスマート・ウォッチと腕時計で争っている。中には左腕にスマート・ウォッチ、右腕にフィットネス・トラッカーという、先日までの自分のような変人もいるが統計誤差に埋もれる程度だろう。自分としては、フィットネス・トラッカーとスマート・ウォッチを分けるのは無意味なので、腕時計型デジタルデバイスとして一括りにすべきだと思う。
後、Fitbit や GARMIN のようにフィットネス・トラッカーとスマート・ウォッチの両方を作っているメーカーはどうやって台数を振り分けたんだろうか。そもそも、Apple watch を分けることは無理があるだろう。だとしたら Apple watch は両方の統計に全数入っているのに他社は機種ごとに分けていることになる。比較の対象がおかしいだろう。
とにかく、フィットネス・トラッカーの市場は Apple watch の台数が大きく減ったにも関わらず3%の増加傾向にある。スマート・ウォッチ