Thermaltake eSPORTS マウス TALON MS213 MO-TLN-WDOOBK-01

 JWCAD を仕事で多用するようになったせいで右人差し指が痛くなってきた。普段は何度も書いたとおり、Logicool M570 というトラックボールを使っている。このマウスのボタンが特に硬い(重い)わけではないが、Excel での編集作業が続くと右人差し指の関節が痛くなることはあった。JWCAD はそれに輪をかけて左ボタンの使用頻度が高いから、JWCADでの操作が長くなると人差し指が痛くなった。LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t を amazon で買う。

 また、CADを使う場合には細かいポインタ操作が必要な場合もあり、トラックボールではまどろっこしいことがある。CAD はフリーハンドで線を描くことはないので Illustrator を使うような微妙な操作は要らないが、線が交錯している付近の特定の一本の線だけを消したいような時には細かい操作が出来る方が便利だ。現在はそんな場合には大きくズームして操作しているが、細かいポインタ操作が出来るマウスがあれば一々ズームしなくても済む(ズーム操作を繰り返すというのも右人差し指に負担になる)。

 そこで、マウスの購入を決意した。windows 3.1 マシンで AutoCAD LT を使っていた頃はサンワサプライの ErgoMouse を使っていてお気に入りだった。今でも使えるものなら使いたいくらいだが、なにせ win 3.1 時代の遺物。スクロールホイールがない。今時のソフトはホイール前提の操作体系になっており、JWCAD では使用頻度の高い「拡大・縮小」が割り当てられている。さらに、当然の事ながらUSBではない。これと同じデザインの後継機種があったら迷わず買った。

 とにかく、軽いボタンのマウスが欲しくて検索したら、「ゲーミングマウスがいい」というブログがヒットした(タイトルもURLも忘れた)。そこでは Thermaltake というメーカーのものがベストと書かれていた。ゲーム用マウスというジャンルに興味がなかったので初めて知ったメーカーだが、ゲーム用 Dos/V パソコン関連(ゲームPCというと Dos/V が似合う)のケースや電源などを扱っているメーカーらしい。マウスやキーボードも独特のこだわりに満ちたヲタク臭の漂う Cool な製品を作っているようだ。

eSportsmouse たくさんボタンがあっても JWCAD では使いみちがないだろうし、そもそも覚えてられない(WW)から、一番安い Thermaltake TALON MS213 MO-TLN-WDOOBK-01 を買ってみた。

 読み取り解像度は最高 3,000 dpi だが猫に小判。解像度が高いと画面の端にあるメニューやコマンドボタンにポインタを持っていくのにはいいが、隣接したオブジェクトの特定の端点を取らなければならないような時に神経を使う。他のどんなマウスでも最高の解像度で使ったことなど無いから 3,000 dpi の必要は感じない。解像度はホイール上部のボタンで変えられるが、コロコロ変わったら戸惑うのでほぼ固定だ。

 肝心のボタンについては、フェザータッチとは呼べない感じだが、M570 よりは軽いし音も小さい。自分的には好みの操作性だ。

 が、形状は左右対称なので、エルゴマウスとは言いがたい。ボタンが左についていて、左利きの人が左手で操作するためにこのマウスを買うはずはないので、右手専用のデザインで良かったのではと思う。ちなみに、サイドボタンは親指で操作しやすい位置にある。疲れやすい人差し指を使わなくていいのは助かる(人差し指で操作したくないという理由でM570の4番と5番のボタンは使わない)。

 CAD は純粋な作業なのである意味 eSports に近い。少ない手数で図を描くための考察、マウスさばき、コマンドの使いこなしなどはゲームとよく似ている。いや、ここはあえて eSports と呼ぼう。CAD オペレーターは eSPorts 戦士である。

 

Thermaltake TT eSPORTS TALON Mouse ゲーミングマウス MS213 MO-TLN-WDOOBK-01
Thermaltake TT eSPORTS TALON Mouse ゲーミングマウス MS213 MO-TLN-WDOOBK-01
Thermaltake 2014-09-19
売り上げランキング : 15754

Amazonで詳しく見る by G-Tools

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です