初めての25㎞ラン

 昨日、自宅に帰る途中に青野ダムによって走ってみた。青野ダムは自転車で幾度と無く走ったところで、その時に歩いたり走ったりしているひとを見ていて「よく自分の足で走れるなぁ」と思っていた。まさか自分がそのうちの一人になるとは思ってもいなかった。

aonodum ランニングをするようになって、なんでわざわざこんな所まで来て走るのかが分かった。

  • 平坦
  • 信号がない
  • 車の往来が少ない
  • 日陰区間がある
  • 路面の凸凹が少ない
  • 途中に橋が二本あり、距離の調節ができる
  • 周回なので、車に補給食などを置いておけば定期的に摂取できる
  • 自販機やトイレが比較的短い間隔にある

 自転車でも感じていたことだが、ランニングだとありがたさが増幅される。トイレなどは自転車なら数キロくらいなら我慢したとしてもたいした時間ではないが、ランニングだとその3倍位の時間がかかる。

 今回走ったのは青線で星マークが駐車場。駐車場は他にも点在しているが自販機とトイレが側にあるのが便利だからここにした。赤と緑の線が橋なので、いろんな長さのルート設定が可能だ。走っていて楽しいのは南エリアなので、赤い橋を使って南エリアだけを走る人も多い。ここなら8kmくらいなので、ウォーキングでも1時間半かからない。最も距離のある青の線で約13km、緑の橋を使って10km程度だ。南エリアは蛇行しているので直線距離の割に道路の距離は長い。

 ただし、南エリアには数カ所上り坂があって足に来る。トラックを走るようにトレーニングするなら赤い橋と緑の橋を使ったほうがいいかもしれない。ただ、直線が多いので、当然ながら退屈さとの戦いとなる。後、南エリアの南岸は木が生い茂っていて木陰が多い。昨日も赤い橋より北側はほぼ直射日光に焼かれっぱなしだった。

 7月並みの気温で快晴だったので、もし熱射病的な症状が出たらすぐにやめるつもりだった。関節痛が出た場合も同様。最短経路で車に戻るつもりでいた。が、どちらも発症しなかった。南エリアの木陰で走っている時間が結構長いのが良かったのかもしれない。膝については、安全を期してアシックスGEL1120をチョイスしたのがせいかいだったか。

 失敗だったのは300mlのペットボトルを手に持って走ったこと。最初ウエストバッグに入れていたが上下して鬱陶しいので手で持った。300mlならそれほど影響はないと感じていたが、3/2くらい飲んだところで短パンのポケットに入れてみたら急に楽になった。腕のふりが軽くなり足取りも軽くなった。手に持っていいのは懐中電灯が限界か。

 1周めで1時間50分近くかかって(ウォーミングアップ・ウォーク込)車に到着。水とBCAAを飲みトイレ。補給食に持ってきたスニッカーズを食べようとしたら・・・当然、真夏の炎天下の車の中に置いていたチョコレートになっていた。包装紙に半分くらい持って行かれながらも3本(小袋タイプ)食べた。ペットボトルに水を補給し2周めスタート。

 ペットボトルをポケットに入れウエストバッグを車においてきたおかげで身体が軽くなった。前半では一周目よりスピードを高めにして走った。が、後半の炎天下区間に来て身体が重くなった。太ももの前がだるくなってきた。ピッチも落ちてどうしても前かがみ気味になってしまう。そして、足の振りが安定しなくなるのか、シューズのソールがくるぶしに何回も当たった。振りだそうとする足が直線的に出て行かなくなったのだろう。こうなると疲れも増すしくるぶしも痛いしでダメージが蓄積した。アシックスGELはソールが広いので当たりやすい。Nike FREE なら当たらないかもしれないしVFFならそもそも当たるようなソール自体が存在しない。更に、アシックスGELはソールの表面はかなり固い。衝撃吸収材が厚いので剛性を保つために構造を保つための部材は固い。柔らかい吸収素材だけだとふわふわして安定が悪くなるからだろう(だからクッションタイプのシューズは重い)。

 2周めの後半3kmくらいは水を飲むたびに歩いた。SUUNTO のログを見れば一目瞭然だ(ログにはクールダウンでの歩きも含まれている)。

 故障無く4時間近く走り続けられることを確認できたのは収穫だった。息が上がったり苦しくなったりということは全く無かった。心拍数は高かったが、暑かったのも大きいだろう(自転車でも同じ程度の負荷で走っても真夏の炎天下は高かった)。首も痛くならなかったし背筋も辛くはなかった。もっと距離が伸びたり速度が上がったりしたら変わるかもしれないが、今のところ最弱点は足の筋肉だ。フォームが悪いために負荷がそこに集中している可能性も有る。ハムストリングや尻の上の筋肉も全然疲れていないから。使えていないのだろう。

 関節痛がなかったのは嬉しい。筋肉は練習を続ければ鍛えられるが関節が痛んだら休むしか無い。しかも、同じトレーニングを繰り返している限り再発の可能性が高い。故障さえなければ単純に練習を続けられる。

 次回青野ダムに行く時には、荷物を持たずに南エリアを周回してみたい。そして、NIKE FREE で走ってみたい。

20160521

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