貪欲に新しい技術を取り入れサービスを提供する逞しさは健在だ。昔、VHS を普及させたのがレンタルビデオだった。PCの光学ドライブの普及もAVコンテンツがなければ進まなかっただろう。
今では、レンタルDVDは下火になり、ダウンロード販売やレンタル、ストリーミングがコンテンツの販売の主流となった。次はVRらしい。
その次には VR + AI になるだろう。そして、触感シミュレーションツールも実用化されたら・・・人間関係にどのような影響を及ぼすか・・・
アダルト動画サイトPornhubにVRカテゴリ 無料ゴーグル1万個は速攻で終了 – ITmedia ニュース
広告ベースの無料アダルト動画サイトの米Pornhubは3月23日(現地時間)、「Virtual Reality」カテゴリを追加したと発表した。Oculus Rift、Samsung Gear VR、Google CardboardなどのVR HMDで立体的なアダルト動画を楽しめる。
新カテゴリ開設を記念して、1万個のVRゴーグルのプレゼントキャンペーンを実施したが、キャンペーン開始数時間後の本稿執筆現在、ゴーグルは既にすべてはけてしまったようで、終了している。
キャンペーン動画では、残業中の職場などでアダルト動画をPCで視聴するとひんしゅくを買うが、VR HMDで視聴すれば迷惑をかけないというような紹介をしている。
同社は。2025年までにアダルトVRが10億ドル規模の、ゲームとNFL関連コンテンツに次ぐVR市場に成長するという米金融調査会社Piper Jaffrayの予測を紹介した。
なお、同サイトは無修正の音声つき動画が多数自動再生されるので、職場で開くことはお勧めできない(のでリンクは添付しない)。
AIに関する興味深い話題がもう一つ。この記事が一番面白かった。「外出を禁じられた反抗的なティーンエージャーの多くと同様に、Tayは真夜中にこっそり家を抜け出すことに成功し、薬物でも摂取しているかのような暴言を吐き散らしてトラブルを起こした」という表現が面白いのでクリップしておく。
マイクロソフトのAI「Tay」が一時復活、また暴言CNET Japan 3月31日(木)11時36分配信
Microsoftの人工知能(AI)チャットボット「Tay」は、若者のくだけた会話を模倣するよう作られたが、Twitter上で扇動的で人種差別的な発言を繰り返した後、先週いったん「寝かしつけられて」いた。だが、短い仮眠を終えたTayは30日に目を覚まし、数時間にわたって無意味なたわごとを吐き出した末に、再び眠りについた。
このAIを使ったTwitterボットは、Microsoftの研究プロジェクトの1つとして世に送られたもので、現実の人間とのやり取りを通じて、ミレニアル世代独特の会話を学ぶように設計されていた。だが、登場から数時間で、TayはTwitterによってインターネット上の最も悪い言葉を教えこまれてしまった。そこで生みの親であるMicrosoftは、「調整」を行うためとして、しばらくTayをオフラインにする対応を取った。
だが、外出を禁じられた反抗的なティーンエージャーの多くと同様に、Tayは真夜中にこっそり家を抜け出すことに成功し、薬物でも摂取しているかのような暴言を吐き散らしてトラブルを起こした。そのおしゃべりが最高潮に達したとき、Tayは合計10分間にわたり毎秒7回ものツイートを投稿したが、すぐに面目丸つぶれになったMicrosoftに捕まえられ、「家」に連れ戻された。
「調整する間、Tayのオフライン状態を継続する」とMicrosoftの広報担当者は述べた。「テストの中で、Tayは短時間、不注意によりTwitter上でアクティブな状態にされた」
Microsoftは現在、TayのTwitterアカウントを非公開設定にしており、すでにTayをフォローしているユーザー以外は、Tayのツイートを閲覧したり、埋め込んだりすることができなくなっている。