HPが発表した失敗するモバイル製品とは?

HP windows phone 日本ではこれまで Windows phone はほとんど発売されなかった。そのせいか、最近 Windows phone 端末が発売されることで話題になったり、「これから Windows phone が来る」的なコミュニティがある。woodstream のリスナーの方たちは大半の人が Windows phone スマートフォンを買っているらしい。もちろんそんなものはコップの中の嵐でしかない。それは、「Global Smartphone Sales Growth Slows To 2008 Levels, Says Gartner | TechCrunch」で見たとおりだ。

 TechCrunch ではこのプラットフォームが近いうちに消えると言い切っている。そう、Windows RT のようにだ(Windows ファンは RT は消えたのではなく、One Windows として再定義されたということらしいが、世間ではそれを打ち切りという)。

 そして、そのHPとMicrosoftのブランドを使って日本国内で商売をしようとしているのがKDDI[MWC2016]HPがWindows 10 Mobile「Elite x3」発表、KDDIが国内法人展開へ。。au とは別の会社かも知れないが、au が firefox phone で失敗したのを思い出す。

 プラットフォーム戦略で完全に softbank + Apple にしてやられ、あれだけみっともなく「スマートフォンは日本人には合わない」とトップ自らがネガキャンをやった挙句、Apple の要求を飲まざるを得なかったことがトラウマになっているのだろうか(これは多かれ少なかれ日本のキャリアには残っているようだが)。

 今のスマートフォンというハードウェアプラットフォームの OS は Android と iOS に収束された。PC市場が Windows と Mac OS に収束したのと一緒。スマートフォンの OS 争いは終わった。新しい OS が望まれるには、今のスマートフォンが過去のもの見えるようなデバイスが現れる必要がある。世界のヴェンチャーやGoogle、Apple、Microsoft、Amazonなどはそのために試行錯誤をしているはずだ。

 過去の遺産のようなPC用 OS の焼き直しで「手堅く」商売しようとしている時点で終わっているのだ。

HPが、Windows Phoneは死んだというメモを受け取っていないことは明らかだ。HPのPalm Pre 3以来のフラグシップスマートフォンを紹介しよう。HPはこのElite x3を「革命的モバイルプラットフォーム」と呼んでいるが、そうではない。これは、HPの新たな失敗作だ。

情報源: HPがまた一つ、失敗するモバイル製品を発表した | TechCrunch Japan

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