MTB : マウンテンバイクはルートを開拓することから

 マウンテンバイクを買ったのは、歩道を爆走するためではない。

 田舎に単身赴任したのを機にラフロードを走るため。しかし、今時舗装されていない道を探すのは、田舎でも簡単ではない。

 waze は多分国土地理院の2万5千分の1地図から道を生成させたのではないかと思うが、Google map でも道路として描かれていない道がある。以前、Gary Fisher を盗まれる前には2万5千分の1地図の山道を使ってルート探しをした時もそうだったように、その道の多くは廃道になって徒歩でも通れない状態になっている。

 単身赴任先は自分の故郷で庭のような場所ばかりなので、高校生の時に原付バイクで遊んでいたシングルトラックがある。が、当時から人が通らないような所ばかりだったので、通れるかどうか分からない・・・

 ルート検索は単調で疲れる作業だ。乗ったまま入って出てこられるところはほとんど無い。降りては押し、時に担ぎ、倒木をくぐり・・・引き返すの連続だ。気持よく乗って下れる道があったら引き返すときには押して登ってこなければならない。路面は悪く乗って登ることはほとんどできない。

 また、こういう道(というか獣道に近い)の多くは倒木が横切っている。徒歩ならくぐるか乗り越えるのもそれほど負担ではないが、自転車の場合には非常に体力を奪われる。また、倒木が進路方向に倒れているのも危険だ。木の表面には苔が生えたりして非常に滑りやすい。

 竹も厄介だ。竹は倒れた状態でもなかなか腐らず弾力性を保っているので、枝がスポークや駆動系に引っかかりやすい。倒木の枝はもろくなって踏めば折れるが竹は折れない。絡むと非常に厄介なことになる。

 これらの障害物がなければかなり快適に走れそうな道をいくつか見つけた。今度ノコギリを持って行って、障害物を取り除いてこよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です