Anker 24W 4.8A カーチャージャー デュアルUSBポート

Anker car USB 2 port charger 先日買ったAnker の 5 ポート USB 充電器が良かったので(「続報:Anker 40W 5ポート USB急速充電器 PowerIQ搭載 ブラック」参照)、同じメーカーのシガーソケット用 USB 充電コネクタ(Anker 24W 4.8A カーチャージャー デュアルUSBポート【PowerIQ搭載】)を買ってみた。

 これまで、Wazeを使うときにはモバイルバッテリーを用意する必要があった。これにより、「出かける前に充電しとかな」から開放された。ルーターとスマートフォンやスマートフォンとタブレットの組み合わせでも余裕だ。これも PowerIQ が搭載されていて、デバイスに合わせて最適な充電を行う。数百円安いものもあるが、この機能は十分にその差額を埋めると思う。物理的な制約がないならこれをお勧めする。写真を見ればわかるが、シガーソケットの埋め込み面より2cmくらい出るので、シガーソケットにカバーが付いているような自動車では使いにくいかもしれない(Alfaromeo145 がそうだった)。

 とにかく、電池残量を気にしなくていいのは精神的に楽だ。「そんな絶賛するくらいなら何で使わなかったん?」と思うかもしれないが、いくつか理由があって踏み切れなかった。第一に、Alfaromeo 145 のバッテリーが非常にセンシティブだったこと。セルモーターが回らなくなったり方向指示器が暗くなったりしたので、電力を消費するデバイスを追加する気にならなかったのだった。後、145のシガーソケットは灰皿と並んでカバーされるようになっていたこと。シガーソケットにケーブルを付けると灰皿の蓋を開けっ放しにしなければなくなる。今回、車を Fit にして、これらが解消された。

車内で充電できる意義

 上に書いた理由の他にシガーソケットにアクセサリを付けるという行為に対する抵抗があった。車内を居間のようにしたり飾り付けたり、速度取締機をつけたりするのと似た行為に見えたのだった。しかし、今回取り付けてみて、モバイルデバイスヲタには必須のアイテムだと思った。

 これが活躍するのは、車である程度の距離・時間を移動する場合だけだ。移動時間が短ければ途中でスマートフォンの電池が切れる心配はない。そして、長時間移動するということは生活圏から離れることを意味する。ということは、旅行や出張だろう。そうなると、移動中の携帯電話に依存する割合は日常生活より高いはずだ。旅行にしても出張にしても何かと携帯電話の出番は多いはずだ。旅行ならデジカメや地図の利用頻度も高い。出張なら目的地到着後に充電することが難しい可能性が高い(お客さんのところに行って「コンセント化してください」とは言いづらいだろう)。つまり、電池の消耗が激しくかつ携帯電話への依存度が高い状況だ。

 そこで、移動中の車内で充電できることは非常に効果的だ。車を降りる時にデバイスとモバイルバッテリーの両方が満充電なら、動画を撮りまくっても大丈夫だろう。

 そろそろ自動車メーカーも USB A タイプのポートを設けるべきだ。機種依存のポートやコネクタは便利だが、将来的に使えなくなる可能性がある。モバイルデバイスの世代交代は自動車の比ではないからだ。実際に、数年前に iPhone 用の 30pin ドックを搭載したカーナビは iPhone 5 と互換性がなくなった。変換アダプタをかませて使うことは可能かもしれないが、卓上充電器のようにiPhoneを立てるようには行かないはずだ。

 シガーソケットの代わりに USB A タイプのポートを設ければ、デバイスの OS にもメーカーにも依存しない充電環境ができる。そして、できるなら後部座席用にも2ポート用意していただきたい。

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