六甲山の北側は雪国

 昨日の午後から降り出すという予報だったが、自分が家に着いた時間帯にはまだ降っていなかった。寝る頃(1時ごろ)には1cmくらいのが積もっていた。8時頃に起きたら雪国になっていた。

 駅までは4km程度だが、アップダウンがあるので夏用のタイヤでは不安だ。一番厳しいのは家の前の坂だ。駅まで無事に行けても家にたどり着けない可能性がある。そこで、物置の奥に10年以上も放置していたチェーンを取り出した。金属製のものではなくゴムのネットに金属製のスパイクを埋め込んだものだ。金属チェーンより装着が簡単というのが売りだが、命を預かる部品なだけに簡単ワンタッチとはいかない。

 しかも、前の車の時に入手した(誰かにもらった)ものなので、今の車のタイヤに合うかどうかが分からなかった。なので、「ひょっとしたらサイズの問題で取り付けられんかもしれん」と思いながらの作業だったので、タイムロスが多かった。ジャッキを出して作業をしようとしたらジャッキを出すだけで10分くらいかかった。このジャッキがまた使いにくくて閉口した。作業性のいいジャッキがあったら最初からジャッキアップしたほうが早そうだ。結局、一本目を装着するのに45分くらいかかった。しかし、それが上手く行った時点で使えることがはっきりしたので作業が加速された。もう一方はジャッキアップしなくても装着できて10分くらいで装着できた。慣れてくれば両方で15分くらいにできそうだ。

 後、今回苦労した原因は右手がまともに使えなかったことだ。先日の落車で痛めた右手親指に力が入れられないので、「あとちょっと力を入れて引っ張れば」というシーンで大きくタイムロスした。

 その後、娘を駅まで送ったが、家を出て1kmもしないうちに風景が変わった。雪が少ない。路面も露出していてチェーンを巻いているとかえって走りにくいくらいだった。さらに、神戸に行った娘によると、神戸の市街地(三宮近辺)は全く雪は積もっていないらしかった。