こけた

 帰りの国道脇の歩道で転倒した。

 転倒した区間は、一日中人がほとんど歩かない場所なので(先が行き止まりになっている)完全にリラックスしきっていた。そして、鼻水が出たのでポケットからハンカチを出して拭こうとしたのだった。ルーズな感じでポケットに右手を入れていた時にフロントタイヤが小さな石か路面のギャップを拾ってわずかにふらついた。それ自体は転倒につながるようなものではなかったが場所が悪かった。たまたま左端のほうを走っていたために外のパイプで出来た柵に自転車が向かってしまったのだった。

 左手で柵を押して逆方向に自転車を戻そうとしたが間に合わず、左肘を柵に強打し、ハンドルが柵に接触、右方向に投げ出された。

 ゆるい上り坂であまり速度が出てなかったのが幸いして頭を打つこともなく動かない場所もなかった。起き上がるのが辛いくらいの打撲を右手、左肘、右太ももに受けて悶絶したが、数分で起き上がれるようになった。自転車はFフェンダーが吹っ飛んで壊れたこと以外には何事もなかった。

 家にたどり着いてダメージを見たら、肘が擦過傷で大きく皮膚がえぐれていた。肘を打ったせいで肩にもダメージが有り、一番痛かった右手より左腕のほうがダメージが大きいようだった。とりあえず、娘にガーゼとシップ(肩と右手)を貼ってもらった。

 久しぶりの転倒だった。油断によるミスだった。車道を走っている時なら少しのバランスの乱れでもすぐに補正できるように緊張しているが、広くて人のいない歩道だったので、「少々ラインがぶれてもええわ」という程度の気持ちでいた。なので、バランスを崩した時にすぐにラインを修正できなかったのだ。このミスはロードに乗るときの教訓にもする。

傷口記録写真。グロ注意ww

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