日本マイクロソフト、「Surface」64GBモデルを3万7800円に値下げ

 年末商戦に向けたタイムリーなパンチだ。Windows 8.1 PC を買おうというユーザに対して強いメッセージになる・・・かどうかは市場の判断を待つしか無い。

 発売後間もない Surface 2 が在庫処分ということはないだろうが、Microsoftが Surface 2 (RT) に引導を渡したということなら納得はできる。「Microsoftの3つのOSはWindowsに統合へ──ハードウェア責任者がRT消滅を示唆 – ITmedia ニュース」。安価な Windows 8.1 タブレットが Android や iPad の対抗になるなら RT がなくなってもいいという判断を下したのだろう。今回の値下げはこれを受けたものかもしれない。

 64GB の SSD を搭載したモバイルとして 37,800 円というのは安い。が、繰り返しになるがキーボードは別売だ。ここが残念ポイントだ。商品説明も広告でもTVCMでもキーボードが付いているタブレットの優位性を説きながら実際には追加支出が必要という所に割高感があるのだ。家電量販店では商品の真ん前に「下記に示した価格にはキーボードは含まれておりませんのでご注意ください」という但し書きがあった。こんなのがあるだけで購買意欲はガタ下がりだろう。同時に店の気持ちもわかる。客が来る度に、キーボードが無料ではないことの説明をしなければいけないのにうんざりなのだろう。

日本マイクロソフト、「Surface」64GBモデルを3万7800円に値下げ
日本マイクロソフトは、12月2日、販売中のマイクロソフト製タブレット「Surface(旧 Surface RT)」の64GBモデルの価格を改定した。

「Surface RT」は、日本では今年3月15日に発売。2世代目となる「Surface 2」の発表に合わせて「Surface」に名称を改めたうえで、Surfaceファミリーのエントリモデルとして、販売を継続していた。64GBモデルの旧価格は4万4800円で、新価格は7000円安い3万7800円。今回の価格改定で、3万4800円の32GBモデルとの価格差は3000円に縮まった。なお、価格はいずれも参考価格で、実売価格は店舗によって異なる。

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