Nikon COOLPIX P330 #02 マニュアル斜め読み

Nikon coolpix P330 マニュアルは pdf 版がサイトに公開されている。Nikon だけではないがこれは助かる。これは、購入前にその機種の詳細な機能を調べる際にも有効だ。これを事前に落としておけば、レンズの根本の滑り止め加工が飾りでしかないことは分かっただろう・・・

 機能は豊富だが、例によって要らない機能も多い。フィルターとか加工は要らない。後からできることをわざわざメニューを開いて設定を変えてまで撮ることはない。そもそも、フィルターを掛けて楽しむような類の写真はスマートフォンで十分だ。スマートフォンならアプリのインストールで次々新しいフィルターを使うことができる。これからのカメラはスマートフォンのカメラでできないことをしないと持ち運んでもらえない。そういうコンセプトで機能を絞った方がいい。FX100 にはいろんなフィルターがあるが使ったことはない。ついでに言うなら、iPhone でもフィルターは instagram しか使ったことはない。

 設定項目は非常に多い。使いこなせば相当に細かいことができる。が、自分にはそんな記憶力も情熱もないし。撮影対象もない。人物や動物、スポーツの光景を撮ることはないし花火も撮らない。なので、露出優先AEとマニュアルフォーカスがあれば充分だ。

 マニュアルを読んでいて、サイトの説明にはなかった項目があった。GPSロガーとしての使い方だ。これができたらら、GARMIN の出番は完全になくなる(iPhone を買ってから GARMIN で地図を使ったことはない)。内部にPOIデータを持っていて、側位の結果によってファイルに埋め込んでくれるらしい。これについては後日検証したい。

 なお、GPSについては、アシスト用のファイルを読みこませることで捕捉時間を短縮することができる。このことがマニュアルに記載されていないのは残念だった。後、このファイルは一週間ごとに更新する必要があるので、GPSを使うと分かっている場合には自宅でダウンロードしておく必要が有る。これは、非ヲタにとってはかなり面倒な作業だろう。

 GARMIN などの単体の自律測位型のGPSデバイスを使ったことがあればわかるが、コールドスタート(前回側位してから長時間が経っていたり長距離移動したりの後の電源オン)では測位して場所が特定されるまでに数分かかる。スマートフォンや携帯電話の測位が短時間で済むのは基地局と常時つながって場所の確認をしているからだ。基地局の位置は事前に分かっているので、半径数キロまではGPSを使わずに特定できる。また、アシストファイルに該当するデータを基地局から受け取ることもできるし、昔の au 端末がやっていたように、GPSの情報をサーバに送ってサーバで計算してもらうということも可能だ(今の端末のパワーを持ってすれば端末で計算したほうが速いかもしれないが)。

 GPS ロガーは棚ボタ機能だった。Wi-Fiはどうしても欲しければWi-Fi機能付きのメモリカードを購入すれば済むが(Wi-Fi機能付きカメラと同じことはできない)、GPS ロガー機能を追加することはできない。

 http://nikonimglib.com/agps2/index.html.ja

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