NEXUS 7 2012 に通話機能を付けたようなマシンだ。
「通話できる」ことをどう評価するかだ。業務用で会社が営業マンに渡す携帯電話とPCを集約するのなら有りか(前にもそんなこと書いたかな)。それ以外では何ら見るべきもののないひと世代前の端末だ。
ハードの仕様の割に価格が高いので、かなりいい利益率の端末だろう。ASUS にとって NEXUS をOEMしていることは大きいだろう。ASUSのブランド力では売れないような数を Google の影響力を使って売れるのだから。ASUS の端末の事を知らないユーザでも Google NEXUS は知っている。NEXUS を作ることは同じ型のタブレットを作る生産ラインや人件費単価の低減につながるからだ。同時に、Google の冠端末を作っているというのは技術力のアピールにもつながるだろう。
ASUS、SIMロックフリーの7型タブレット Fonepad 7を10月発売。2コアAtom採用 – Engadget Japanese.
ASUSは、通話もできるSIMロックフリーの7インチAndroidタブレット Fonepad 7 (ME372)を10月中旬に発売します。オープンプライスで、店頭価格は3万4800円。
Fonepad 7は、7インチ、1280×800ドットのIPS液晶ディスプレイを搭載したAndroid 4.2.1タブレット。プロセッサはインテルのAtom Z2560(1.6GHz、デュアルコア、グラフィック:PowerVR SGX544MP2)、メモリは1GB、ストレージは16GB。ASUSのオンラインストレージ(5GB)も利用可能。メインカメラは5MP。
SIMロックフリーのタブレット端末で、MVNOの割安なSIMカードなど、対応する好みのSIMカードが利用できるほか、海外では現地のSIMカードも利用できます。データ通信だけでなく通話も可能です。HSPA+方式に対応し、対応周波数帯は2100 / 1900 /850 / 800 / 900MHz。WiFi(IEEE802.11a/b/g/n)のほか、Bluetooth 3.0 + EDRもサポートしています。
同じ画面サイズの従来品となる Fonepad ME371 と比較すると、大きさはほとんど変わらず、OSがAndroid 4.1.2から、Android 4.2.1になりました。プロセッサは1.2GHzのシングルコアから1.6GHzのデュアルコアへ、メインカメラは3MPから5MPへと進化。
その一方、バッテリー容量は4270mAhから3950mAhと小さくなっており、WiFi 通信については約10時間と1時間短縮した一方で、モバイル通信は約10時間と30分長くなりました。なお、価格も Fonepad ME371 の2万9800円から5000円高くなります。