iRiver T20 512MB (3) iRiver Plus 2

iRiverplus2-1 転送用のソフトは、「iriver plus2」。いうまでもなく、windows専用。対応フォーマットはmp3、OGG、wma。転送用ソフトを最初に起動したらいきなりアップデートを告げるダイアログが表示され、OKボタンをクリックするだけで自動的にアップデートバージョンがインストールされた。その後、すぐにプレーヤーのファームウェアアップデートのダイヤログが表示され、簡単にアップデートできた。この点では、iTunes より便利だ。

iRiverplus2-2 最初に起動したときは一番上のようなウィンドウが表示される。一つのウィンドウのように見えるが、二つのウィンドウが並んだ状態だ。左のペインをドラッグすると二枚目のように、独立したウィンドウのようにオーバーラップもできる。そして、ウィンドウは互いのウィンドウだけでなくデスクトップの端にもピタリとひっつく。このときの動き方が面白い。パズルゲームのピースをはめ込むように近くに置くとすいつけられるようにぴったりとつながる。こんなウィンドウは初めて見た。

iRiverplus2-3 再生系のコントロールは左のウィンドウで行う。プレーヤーとして使うときは左のウィンドウだけでにできる。

iRiverplus2-4 再生ウィンドウは小さなウィジェットのような表示にも変えられる。

 残念ながら、サーバに置いた iTunes のライブラリを取り込むことはできなかった(m:tripはできる)。が、iPod や m:robe と違ってプレーヤーへの転送にこのソフトは必要ではない。なので、複数のコピーを持つ必要は無い(もちろん、この方法では、iRiver Plus2をジュークボックスとしてPCでは使えないが、問題はないだろう)。ただ、1台のPCでライブラリを構築するのであれば問題はない。同一マシン上なら、iTuensとデータの共用は可能だから。

 転送用ソフトを使わなくてもドラッグ&ドロップでコピーすればいいということは、これは画期的に便利。会社の iTuens で落とした podcast を元のデータを消すことなく帰りの電車で聴ける。これは、iTues と iPod ではできなくて、CLIE でしかできなかったことだ。メーカーのサイトであまり強く推していないのは、悪用を恐れるせいかもしれない。
 
 ドラッグ&ドロップでコピーした音楽の再生順序に関する規則は今のところ分からない。ただ、本体が小さく持っていることに負担がないのと、レスポンスの良さのために、MR-500i のようにストレスが溜まることがない。MR-500i はリモコンではプレイリストを移動することはできないので、例えばアルバムを聞き終わったときなどは本体を取り出して操作する必要がある。なお、shuffle の場合は、「前・後移動、リストのトップに戻る、シャッフル・シーケンシャル切替」しかできないが、全てが本体を見ることなくポケットに入れたままでもできる。

 曲の早送り・音量調節のGUIが独特でなかなか分からなかった。また、早送りしたときに経過時間表示がおかしくなる。再生をストップさせたときに、フェードアウト気味に終わるのはcool だ。この点は、iTunes もまねしてほしいものだ。

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