ボレロについてアヒル教授が語ってた

 唯一といってもいい、大好きなクラシックの曲。ラヴェルのボレロについて話していた。アヒル教授のなんちゃってクラシック講座 第6回

 この曲は、ご存知のとおり、一つのメロディをいろんな楽器がかわりばんこにソロをとって進んでいく。途中から入るリズム隊も一つのリズムで最後まで突っ走る。

 レゲエのコンピレーションによくある one way を聴いているようで楽しい(one way はリディムが一つでメロディや詞は全然違うが)。

 この曲を聴いていると、緊張感が伝わってくるような気持ちになる。一発テイクで聴衆はもちろん、プロである他の楽団員が耳を澄ましている中でのソロは、ミスれば最悪だが決まれば最高だろう。

 全然違う話だが、俺が持ってるCDは観客席でガタガタという椅子の音と咳の音が拾われている。ライブなら忘れてしまうだろうが、繰り返し同じ場所で雑音が入ると何回も雑音を立てられているようで腹立たしくなるから面白い。ロンドンのおっさんも、自分のミスがこんなところで再生されてしかめ面されているとは夢にも思ってないだろうな。

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