日本時間でも今日中に2006年GPが始まる(実際には、数年前のレギュレーション変更のときから準備はしていたが)。今年は、エンジンという大きな要素の変更があり、新開発したエンジンで全車がスタートするというめったにないGPだ。
バタバタと多くがリタイヤするサバイバルレースとなることは必至だろう。残り数台の中に下位スタートの弱小チームが混じるかもしれない。そういう意味では、シャッフル効果があるかもしれない。
しかし、そのシャフル効果も数戦後には潰えてしまうだろう。順位が固定しがちなレースをスリリングなものにするというのには程遠い結果に終わることは見えている。
ちなみに、レーススケジュールを見たら、今日は「予選」ではなく「フリー走行」らしい。今年は(去年もそうだったのか知らないんだが)予選は土曜日に一回するだけになるらしい。参加チームが少ないので、予備予選も当然なしだ。
F1Racing.jp 2006:BMWモータースポーツディレクターのマリオ タイセンは今週末のグランプリにおいて最大のリスクとなるのは新しいV8エンジンだと考えている。
「すべてのチームがまだ開発の段階である。それゆえに、普段とは大きくことなると予想しているし、多くのリタイアが出るだろう」