8インチ Windows 8タブレット がなんと、Office入りで379ドル

ICONIA_W3-photo-gallery-021-300x214 意外なものが出てきた。まさかと思われていた廉価版 Windows 8 タブレット。Office を搭載し PC と同じアプリが動くタブレットが $400 を切るとは。メモリとプロセッサを割り切った仕様とし、価格を抑え込んで Surface、iPad、Galaxy に挑戦する。これで完全に Surface RT の息の根は止められたといっていいのではないだろうか。

 このキーボードも悪くない。デバイスの大きさではなく手の大きさに合わせたサイズというのは好感がもてる。この発想はなかった。ただし、可搬性では Surface や iPad のキーボードカバーには大きく劣るし、写真で見る限りでは重量もありそうに見える。キーボードはデスク(自宅)に置いて移動中はタブレット状態という運用をするなら問題はないかもしれない(というか、自分も最近は iPad をそのように使っている)。このあたりは、タブレットの用途やライフスタイルに依存するので、どれが正解とはいえない。カバー代わりになるカバーがいい人や、据え置きキーボードスタンドという考えもあるだろう。選択肢が増えるのはいいことだ。

 問題は Windows 8 と Office がまともに動くかだ。Surface pro は Ivybridge Core i5(HD graphic 4000) 4GB だ。Surface が Microsoft の示す「Windows 8 搭載タブレット」のリファレンス機であるなら、Iconia W3 はそれを無視した形だ。Microsoft の Windows RT の存在を根底から否定する仕様といえる(市場もこれに同意しているが)。

 Windows 8 と従来の PC 用に開発されたアプリケーションを この仕様の端末(8 インチの 1280×800 モニタ、2GB)で快適に使える気がしないというのが自分の予想だが。Surface pro の日本発売、computech Taipei、WWDC、(NEXUS 7 の後継機、Surface pro2、iPad 5, iPad mini Retina)。2013年もタブレットから目が離せない。

Acerから初の8インチ Windows 8タブレット Iconia W3、Office入り379ドルから – Engadget Japanese

Acer が Windows 8 タブレットの新モデル Iconia W3 を発表しました。世界で初めて、8.1インチ画面タブレットにフル Windows 8 を搭載します。

仕様は8.1インチ1280 x 800ピクセル、Atom Z2760プロセッサ(2コア4スレ、1.8GHz)、23GBまたは64GB内蔵フラッシュメモリストレージ。ほか microSDスロット、USB 2.0、802.11b/g/n WiFi、Bluetooth 4.0、背面2MPカメラ、前面カメラなど。

本体の厚さは11.35mm、重量 約540g。 バッテリーは最大8時間駆動。各社の現行 Windows 8 タブレットと同じ Atom Z2760 を採用することから、Connected Standy にも対応します。

また Office Home & Student 2013 をプリインストールする点も特徴です。価格は32GBモデルが329ユーロ、64GBモデルが379ユーロ。米国モデルは(ストレージ容量未確認ながら) 379ドル。現行レートでそのまま日本円にすれば約3万8000円。

Acer Iconia W3 は今月から発売予定。米国では Amazonなどで本日から注文できます。

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