迫る足音:iOS 7のトラフィックが先週から急増

ios-7[1] iOS 7 が今年の秋頃にリリースされるのは確実だ。iPhone や iPad の新モデルが出るのも確実だが、時期は分からない。iPhone 4S はサポートされるとは思うが、自分がインストールするのはかなり先になるとおもわれる。それくらい今の環境が快適だから。

 UI について、革の背景とかはちょっとダサイと思っていたが、フラットなものがベストとも思わない。最近のアップデートで Dropbox や Google のアイコンがのっぺりしたものになったが、以前の四角いコンデンサのような艶のあるアイコンのほうが好きだ。また、アプリのUIでもボタンやコントロールが平面に描かれただけのものはクールかも知れないが分かりにくいので好きではない。

 SE/30上の HyperCard のようなバキッと直感的なオブジェクトと考え抜かれた色使いが理想だ。

iOS 7のモバイル・トラフィックが先週から急増―来月のAppleのWWDC開催を控えてプレビュー版のテストが追い込み段階か? | TechCrunch Japan
Appleの例年のWorldwide Developers Conference(WDC)は早くも来月に迫っている。ここでiOS 7が公開される、少なくともプレビューが公開されるだろうというのが大方の予測だ。HTML5を利用してウェブサイトをタブレット用に最適化するサービスを提供している企業、Onswipeが、この予測を裏付けるようなデータを発表した。 それによると、このところ提携サイトのトラフィックに現れるiOS 7デバイスの数が急増しているという。

過去1週間、OnswipeはiOS 7搭載のiPhoneとiPadの数が急増していることを発見した。特にクパチーノ(Apple本社所在地)とサンフランシスコを発信地とするものが多いという。

iOS 7デバイスのトラフィックのうち、サンフランシスコが18.75%、クパチーノが17.9を占めていたということだ。iOS 7のトラフィックが最高だったのは5月2日で、Onswipeを利用しているサイトのiOSのユニーク訪問者の23%を占めた。大部分はiPhone(75%)だったが、iPadも4分の1を占めていた。

Appleは通常、iOSを社内でテストし、続いてプレビュー版を登録デベロッパーに公開する。プレビュー版で数ヶ月テストを経たのちに一般公開という運びになる。現在iOS7のユーザーが急増しているということはAppleがWWDCでのプレビュー版の公開に向けて社内テストの追い込みにかかっていることを推測させる。これはAppleはiOS7をスケジュールどおりに出荷するために全社のリソースをこれに集中しているという情報とも一致する。

OnswipeではiOS 7のトラフィックが増加しているというだけでなく、この新OSのユーザーが何に関心を持っているかという情報も明かした。Onswipeによれば、iOS7のテスト・ユーザーはレコードのターンテーブルやフロントカメラで自画撮りビデオをサポートするようになった最近のVineのアップデート、 Appleの株価動向、キッド・カディのラップ音楽などに興味があるようだ。これらがAppleのエンジニアの最近のお気に入りなのだろうか?

iOS 7の内容については、伝統のスキューモーフィズム色を薄めたフラットなビジュアル・デザインが採用される、メールやカレンダーなどコアな機能が大幅にアップデートされるといった噂は出ているものの、 確実と思われる情報はまだほとんどない。だが真相が明らかになるまでもうそう長く待つ必要はなさそうだ。

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