誰だよ、「Surface RT には Office 2013 が入っていて、PC の Office のファイルが使える」とか書いたのは。マクロが動かへんのやったら業務用のファイル使われへんやん。
Excel のマクロって一般事務職サラリーマンにとって一番身近なプログラム環境だろう。今のパソコンは Windows にかぎらず、標準では開発環境はない。Apple は昔なら数百万円したという開発環境（NEXT STEP）を無償でインストールできるが、高度すぎる。Mac OS にはもう少し敷居が低いAppleScriptもあるが、これもあまり普及していない（開発環境として一般人に知られていないという意味で、Mac や iPhone を使っている人は全て使ってはいる）。それ以外にも、フリーの開発環境はあるが、開発の勉強をしたことがない一般人にとってはハードルが高すぎて、 “Hello!” の表示すらままならない。
これに対して Excel のマクロ（厳密には VBA for excel）は、Office を使っているユーザには開発・実行環境が既にインストールされているという点で使いやすい。人に渡すときも、「マクロはいってるから、開く時に有効にして」というだけで使ってもらえる。
Excel の良さは綺麗な表を作ることではなく、データを処理して成果物を取り出すことだと考える。その際に有効なのがマクロだ。手作業では何十ステップもかかる作業をボタンひとつにできたときは爽快だし、使えば使うほど効果が累積される。Excelの真骨頂はこにあると言っても過言ではない。
まあ、「そんなヤツはケチらずに Office プリインストールの Windows 8 PC買え」というメッセージかもしれないが・・・それなら Macbook Air に Office for Mac を買うよｗｗｗ