iDisplay 導入記録 番外編(android に立ちはだかる proxy の壁)

 XOOM を USB で接続できなかったので、社内LAN経由での接続を試した。社内LAN経由での接続は、Wi-Fiの設定さえ出来ればハードルは低い(社内LANの使用許可は得られた)。

 外部モニタとしての使用は簡単だったが、一つ大きな問題に直面した。それは、WAN にアクセス出来ないということ。社内のネットワークは proxy 経由でWANとやり取りをする。ファイアーウォールのある組織なら普通だ。ところが、XOOM でプロキシー設定をしてもつながらない。というより、プロキシの設定をするとWi-Fiに繋がらなくなる。「圏外」という表示になってしまう。

 プロキシの設定はPCならブラウザの設定で行うことだ(Windowsならインターネットオプションで行う)。これをしないと外部のサイトは見られないが、イントラネットや samba のサーバは見られる。つまり、プロキシの設定はネットワーク層の設定ではない。だから、プロキシの設定を誤っていて外部のサイトが見られなくとも、Wi-Fiの接続はできて当たり前だ。

 Wi-Fiの設定は SSID と暗号化モードと暗号化キーを入れるだけで、同じ設定でつながっていることは確認済みだ。その設定のオプションでプロキシを設定すると繋がらなくなる。プロキシサーバのIPアドレスとポートはPCのものを使ったので、誤りはない。Androdid 4 のプロキシの設定も設定項目は変わらない。

 にもかかわらず、繋がらない・・・試しにプロキシを外すとローカルの無線LANつぃてつながる(アイコンが白なのですぐ分かる)。

 そして、更に謎が深まるのは、iPad は WAN に接続できることだ。同じWi-Fiの設定をしただけでプロキシの設定をしていないにも関わらずだ。そして、iPhone はXOOM と同じ症状。

 プロキシサーバ側で何らかのフィルターでもかけているのだろうか・・・

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