OSXトラブル その後

 結局、何をやっても(OpenFirmWareの更新は忘れていたが)症状は改善しなかった。

 仕方なく、「アーカイブとインストール」オプションを使ってシステムのインストールを試みた。しかし、ここでもトラブル。インストーラーを動かして風呂に入り、出てきたら「インストールに失敗しました」というダイアログが出て止まっていた。青くなって再起動した立ち上がらなくなった。CDを取り出そうとして(電源on時にマウスボタン押しっぱなし)も反応はない。USBハブを外して、純正のキーボード+マウスでやったらCDを取り出せた。しかし、HD上のシステムは既に起動しない状態になっていた…

 再度CDを入れ再起動を繰り返していたらCDから起動することができるようになった。理由は不明。

 インストーラーは、中途半端にインストールされたシステムを旧システムとして認識したらしく、アップデートインストールというオプションでインストールできた。今度は、1枚目のディスクは無事終了し再起動がかかった。ホッとして2枚目のCDを挿入し、洗い物と洗濯。ビデオのタイトル整理をしていたら、また止まっていた_| ̄|○

 暗い気持ちで、リセットボタンを押したら2枚目のCDからのインストールが再開された。1枚目が終わった時点で、再起動後に動かすスクリプトを書き込んで起動時に実行するようになっているようだ。今度は無事終了しHDから起動された。今度も理由は不明。おそらくCDドライブの調子が悪くて読み込みエラーが出て諦めたのだろう。

 とりあえず起動したシステムは全くの初期設定から始まる。前にOSXを入れたときには、OS9環境への上書きだったので、こんなものは見たことがなかった。1回目のインストールに成功していればこんなことはしなくてもよかったんだろうが仕方がない。根気良く、適当にデータを入力する。起動したシステムは新品状態だったが、システム以外のデータはすべて残っていた。ユーザー別のドキュメントルートが見当たらないから焦ったが、アーカイブに保存されていた。とりあえずホッとした。

 1回目のインストールが失敗した時点で、元のシステム設定を引き継ぐことは諦めたのだが、そのときは「まあ、ネットワークとメーラーのアカウントくらいならいいや」と、気楽に考えていた。しかし、それだけではすまないことに気づいた。アカウントの作成と設定。データの復帰。アカウントごとのソフトの再設定。特にメールは以前の状態に戻せるのかどうか・・・あと、気になるのは、Safari が起動しないこと。すべてのソフトを当たったわけではないが、他にも動かないソフトがあるかもしれない。しかし、純正のソフトが動かないってなあ・・・そんな課題を残しながらも、12時半を回っては作業を続けられないサラリーマン。時間のかかる、ソフトウェア・アップデートを起動して寝る。朝には、最新OSXの出来上がり。

 が、朝、スリープ状態のiMacを起こしたら、「!の付いたアップデートは適用されませんでした」。どこかのディレクトリの利用権に問題があるらしい。ちょっと待てよ。クリーンインストールしたシステムに一切手を加えてないのに。純正で固めたシステムのアップデートに失敗するっておかしいだろ。慣れていないユーザーがパッケージを買ってきて、ソフトウェア・アップデートを実行したときにこんなことが出たらアップデートせずに使い続けてしまうんじゃないだろうか。

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