「第178回 Surface日本発売!!」に見るヲタの習性(こっち側)

WoodStreamのデジタル生活という podcast を先日から聴き始めた。誠実な語り口で偏りがないというスタンスながらも、ドザーの下地が見え隠れする所が微笑ましい。これは、ここがマカー風味な所と一緒だろう。ここと違うのは、MVP とかいう資格なのか地位なのかの方で自分のような素人ではなく、Microsoft の方との交友も広いプロフェッショナルということ。実際に役に立つ情報が満載ということだ。

 話はそれるが、Mac OS X のディスクユーティリティのセキュリティオプションがあるので、Mac を捨てる場合には光学ドライブかUSBから起動してフォーマットしてから捨てるといい。ドライブが壊れて動かなくて重要なデータが有る場合には物理的に破壊するしかないが。Windows については 第173回 ハードディスクのホワイトニング を聴くといいだろう。この回はマカーもドザーも情弱も聴いておくほうがいい。

 話を元に戻す。WoodStreamのデジタル生活 : 第178回 Surface日本発売!!で Surface RT が日本で発売されたことを受けた番組があった。家電量販店で売り切れていたとか木沢さんの交友関係者で買った人が多かったと言われていたが、自分のTLでは全く買ったという人はおらず、話題にしたツイートすら殆ど無かった。RT 販売時に小売店で売り切れたというのは去年のアメリカでの発売時や Windows pro 発売時にも起こった。しかし、RT の販売量が iPad はもちろん、Galaxy や NEXUS、kindle の足元にも及ばなかったのは 2012年10月~12月のシェアを見れば一目瞭然だ。それでも、自分のTLや知人がこぞって買っていたりすると世間一般もそうなんではと勘違いしてしまうのだ。この勘違いというか感覚のズレがヲタクと一般ユーザとの境界だ。そういう意味では木沢さんはコッチ側だ(^^;

 Surface のソフトキーボードが打ちやすいことについて、ソフトキーボードの判定を動的に行うことでタッチミスをカバーすることを力説されていた。そして、「これは他のメーカーではやっていない」と仰っていた。しかし、そうではない。自分のエントリ(iPad ソフトウェアキーボードの快適さの正体)では信用出来ないだろうから、「iPhone/iPadに込められた「見えないデザイン」| nikkei BPnet 」をご覧頂きたい。木沢さんが指摘されたことは既に iOS デバイスには搭載されていた。さらに、スプリットキーボードについても言及されていたが、これも iPad に搭載されていたし、Android 用のアプリにはそれ以前からこのコンセプトのキーボードアプリがあった。

 最後に、木沢さんは119Macにゲストで出られていたときに、Macユーザは新型を買う人が多いのでびっくりすると言われていたように記憶しているが、Windows RT に関しては逆の立場だ。自分の TL では Surface RT を買ったという人はいないし話題にすらなっていない。量販店に徹夜で並ぶ人の記事も見なかった。新しいデバイスなんて非ヲタ界ではコップの中の嵐ですらないのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です