ITmediaで「ITmedia PCUPdate:文書作成前のネタ集めにピッタリな新発想スクラップブックソフト──「ネタの種」」という記事があった。
「紙」を高機能にしたようなものか。情報の断片を保管するためのソフト群については、TidBITSでは度々取り上げられていて、面白そうなものも多い。前に書いたM$のOneNoteも似たアプローチだ。
これらのソフトはそれぞれ特徴があり、少なくともワープロや表計算よりは興味深い。ただ、データを特定のOSで動く単一のマシン上に保存するところが残念(OneNoteはM$のサーバーソフトを使って共有のノートも作れる)。OSや特定のマシンに依存したフォーマットで保存するするソフトはもう使いたくない。
ネタの種やoneNoteの機能がPDAに載ったら話は別だ。PDAはPCより人に近く、どこへでも一台を持ち歩くことを前提として考えられるからだ。そして、母艦を通じてPCのネットワークと同期できるようになれば問題は一挙解決だろう。そのためには、特定のPCを母艦とするようなものではなく、,macや.NETのようなアプローチになるだろう。そして、そのデータは全てのネット端末から見れて、共有もできる。