iPadシェアは8割から5割に低下:米国ユーザー « WIRED.jp

 このグラフはなかなか刺激的だが、統計の基本的な情報が少なすぎる。所有者の比率を表しているようだがサンプリング方法が書いていないし誤差もない。とても、ジャーナリズムを標榜するようなサイト(元データは http://www.journalism.org/analysis_report/device_ownership)のデータとは思えない。日本のオンラインアンケートサイトの集計結果程度の信憑性しか無い。

 そもそも、Apple iPad と Android は比較対象として間違っている。Android は 48% を数十社で分け合っているのだ。おそらく、Amazon と Samsung で大半で残りは数パーセント未満という状態で Android 陣営が iPad に対して有意に立っているという事ではない。

 とはいうものの、Androidタブレットを使うユーザの比率が増えているのは事実だろう。iPadと基本的に競合しない、低価格帯の7インチタブレットが売れているのだろう。ここではkindle fire が原動力のように書かれているが、2Qまでの調査では kndle fire は Galaxy tab の後塵を拝していたので、この表には書かれていないが、Galaxy tab のユーザは21%以上いるかもしれない。次の調査には NEXUS 7 と kindle fire HD も割り込んでくるだろう。

しかし、そのとこで iPad の売れ行きが落ちているかどうかは分からない。「分からない」というのは iPad の売上が伸びているかもしれないし落ちているかもしれないが、この調査では分からないということだ。

iPadシェアは8割から5割に低下:米国ユーザー « WIRED.jp

10月1日(米国時間)に発表された「Pew Internet & American Life Project」の調査報告によると、米国成人の25%がタブレットコンピューター機器を所有しているという。

その内訳は「iPad」と「その他」がほぼ同数で、52%がアップル社の製品を、48%が何らかの種類のAndroid搭載タブレットを所有している。

2011年の数字はアップル製品が市場の約80%を占め、かなりiPadに偏った状況を示していたため、最近のAndroidの増加は著しい。

昨年と比較してみると、タブレット機全体の所有も大幅に増加し、所有者の68%が過去12カ月以内に購入したと指摘されている。

今回の調査を後援しているPew Research Centerでは、入手可能なAndroid搭載機器の数がこの1年で急増したことが、その大幅な普及をもたらしたと考えている。また、この調査の結果は、グーグルの「Nexus 7」やアマゾンの「Kindle Fire HD」が一般に発売される前にまとめられたため、実状はさらにAndroidの方が多くなっている可能性があると指摘している。

今回のデータを見ると、Android機の普及に最も大きく貢献しているのは、アマゾンの「Kindle Fire」タブレットであることがわかる。Kindle Fireは最も人気のあるAndroidタブレットであり、iPadを除くすべての機器のなかで最大の市場シェアとなる21%を占めている(日本語版記事)。それまでタブレットに関心を持っていなかった電子書籍リーダーのユーザーがタブレットを購入するきっかけになったものと見られる。

Androidは、米国成人が所有するスマートフォンでもトップの座を占めている。スマートフォン所有者の46%がAndroidを使用し、「iPhone」は38%、低迷する「BlackBerry」が10%で後を追うかたちだ。

同じエコシステムで動作するスマートフォンとタブレットを所有することに利点があるのは言うまでもないが、異種を並行して使う人がいるのも明らかだ。スマートフォンを所有するiPadユーザーの32%はAndroid搭載スマートフォンを持ち、スマートフォンを所有するAndroid搭載タブレット機ユーザーの29%はiPhoneを持っている。

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