なりふり構わない挑戦者たち(Facebook, Twitter, kobo)

○Facebookの場合
Facebookがあなたのプライバシー判断を誤らせる5つのデザイントリック

 コスイことをやってくれる。現金を生み出すためになりふり構わないということか。膨大なネットワーク資源を要するビジネスを維持するために広告が必要ならしかたがないと思うが、ユーザが判断できない形でトラッキングを許すようなやり方には問題があるだろう。

○Twitterの場合
 Twitter も最近APIの仕様に制限を設けた。他社がクライアントで利益を上げるのを妨げて自社のアプリに誘導するための方策としか考えられない。Twitter が今のように普及したのは複数のアプリが機能を競って使いやすくしたおかげだ。公式としているアプリだって元々はサードパーティのアプリだったものを Twitter が購入したにすぎない。その時点でも最高のアプリという評価はなかった。それなのに、アプリに対する制限を課す形で自社のアプリに導くというやり方には反発を覚える。使い易い愛用のアプリが使えなくなれば Twitter の使用頻度が落ちる可能性もある。

 自分が Twitbird を使うのは引用RTを使えることとリストをメインにできることだ。この二つについて、公式の Twitter アプリは応えてくれれない。ユーザの活動を金に変える手段が必要なのは理解する。ブラウザでアクセスした時に広告が表示されるのも構わない。うっとうしいお勧めも諦めるから、アプリへのAPI制限を取り下げて欲しい。

○koboの場合
 本のタイトル数を増やすための苦肉の策、1ページの「本」1024×768 ピクセルという低解像度の写真データ一枚が50円で「本」として売りだされていて、これもkoboの日本語本のタイトルの数にカウントされている。楽天の発表を聞いてkoboを買って、さてダウンロードしようと思ったら、青空文庫からのパクリ本(内容は素晴らしものばかりだが)と、1ページの写真だったりエロ小説のだったりしたら頭にくるだろうなぁ・・・そして、もしこのことをレビューで訴えたら、「間違いだから」と消されてしまうのが楽天のやり方。

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