秋の京都ライド2日目 貴船>芹生峠

 今日は今回のハイライト。府道361>貴船神社>芹生峠>国道477>府道362>国道162。途中、貴船神社に寄る以外には何もない山岳ルート。

 朝9時ごろにスタート。貴船神社まで約1時間。8月の大雨で流された川床は全て修復されていた。渓谷に沿っていて日陰になっているので涼しい。

GEOS 貴船神社の標高は SUUNTO T6 読みで250mくらいだった。ここから 700m くらいまで一本調子で登るはず。右は、貴船神社奥の院と息子の GEOS Feruka。この時点では、その後の激坂は予想していなかった。標高差から考えて裏六甲程度の負荷かと思っていた・・・

kifune-jinja 貴船神社奥の院の参道。貴船神社で一番好きなのはここだったりする。

芹生峠頂上。比叡山を望むとあるが全く見えなかった。
芹生峠頂上。比叡山を望むとあるが全く見えなかった。
 ここからは登り。ひたすら登り。激坂につぐ激坂。しかも、足を休めるような箇所が全くない。更に厳しいのは路面の荒れ。簡易舗装が剥がれたのを簡易修復して、それがまた剥がれてというのを繰り返した歴史が刻まれていてダートのようだった。この凸凹に体力を削がれた。

 息子は自分のペースに合わせるより自分のペースで登ることを選択し先に行ったが、激坂でフロントが浮くことに切れて足をついて歩いてしまった。自分もギリギリだったが、RX3のインナー・ロー(28×32)でなければ絶対に登れなかった。ということは、自分はロードでは登れないということだ。そして、この強度は六甲山よりキツイと言える。六甲山なら全ルートをロードで走破できるから。


 ここから、R477 まで北山杉の森林を縫ってのダウンヒルだが、路面が悪く緊張の連続。途中2回落石による大きな石に前輪が乗り上げリム打ちパンクしたかと思った。ホイールもダメージを受けたのかブレーキシューが当たって音がしだした。登りで全身汗まみれになっているので下りは寒かった。しかし、木漏れ日の中を下っていくのはスリリングで楽しかった。Go ProがあればDH映像を残せたのだが。

 R477 に入ってからは軽快かつ快適な下り。きれいな川の横を快適に走れた。

 京北の道の駅できつねうどんで昼食。ここからは2時間ほどで家につくと思っていたが甘かった。距離は 31km とほぼ予想通りだったが、アップダウンが予想外にきつかった。峠の難易度はそれほど高くはないが、芹生峠で足を使っているので少しの登りでも足に来て辛かった。それと、標高が下がったために気温が上がり消耗した。

 結局、76km5時間45分のロングライドとなった。こんな長時間のライドは久しぶりだ。
20140922_HR-time

 横軸が時間の SUUNTO T6 ログ。下の距離での高度が実際の地形を現しているが、こちらは登っている時間を表している。この差がこの坂の厳しさを如実に表している。

20140922_HR-km 

 下のルートラボによると、貴船神社から芹生峠までは平均車度10%で最後の2kmの平均車度は13%。最大斜度は20%を超えていた。この厳しさはハニー坂にも匹敵する。というより、ハニー坂は500mくらいしかないが、ここは数キロにわたって、しかも凸凹の荒れた路面で続く。

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