あかんやろ・・・ASUS MeMO Pad 発表、VIA WMプロセッサ採用の廉価版7インチAndroidタブレット – Engadget Japanese

 NEXUS 7 を作っている ASUS だが、Google と直接競合するものは出せないのか中途半端なものを出してきた。NEXUS 7 の下をさらうという戦略は正しい。Android の台数的シェアの伸びはこの価格帯($100前後)の聞いたこともないようなショボイ端末(中華パッドとネットで呼ばれている)が支えている。

 問題は価格だ。$150 も出してシングルコア8GBのものを買うか?それならあと$50 出してクアッドコア+16GB のNEXUSを買うか$100以下のデュアルコアを買うだろう。

 しつこいようだが、Android端末の場合、機能・性能・価格のバランスが取れてなければ勝ち目はない。「iPad mini と比較して」などというのは無意味だ。ローエンド機を買おうという場合に選択肢に上がるのは同程度のハードウェアスペックのAndroid端末とKindle fire しかないからだ。

ASUS MeMO Pad 発表、VIA WMプロセッサ採用の廉価版7インチAndroidタブレット – Engadget Japanese

製品の顔見せイベント CES 2013 がちょうど幕を下ろしたタイミングで、ASUS がAndroidタブレットの新製品 MeMO Pad を発表しました。MeMO Pad は7インチ1024 x 600 液晶ディスプレイにWM8950 プロセッサを採用した廉価版の製品。

画面サイズの7インチは同じASUS製の Nexus 7 と変わりませんが、ピクセル数は1280 x 800 に対して1024 x 600 (170ppi) 、プロセッサは Cortex-A9 シングルCPUコア 1GHz / Mali-400 GPU の WonderMedia PRIZM WM8950 と、まことにもって分かりやすい下位仕様です。

ほか前面1MP裏面照射センサカメラ、1GB RAM、8GB / 16GB ストレージ、802.11b/g/n WiFi など。重量は Nexus 7 の 340g より重い 370g。バッテリーは7時間駆動4270mAh。

MeMO Pad は今月1月から、一部の市場で販売予定。価格は米ドルで$150。

ハイエンド携帯がフルHDになる今日このごろ、特に漢字を表示したい市場向けにヨコ600はいくらなんでも厳しいとも思えますが、1024 x 600 はアマゾンが上位版 Kindle Fire HD の発売後もまだ併売している廉価版 Kindle Fire と同じ。また解像度(精細度)でいえば 約170ppi は iPad mini の 162ppi よりは高く、実売価格と市場によっては、 ASUS 製で Nexus 7 より下の領域を担当する製品として立派に役割をはたすのかもしれません。

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