「第3世代携帯のメリットとは?」とは?

 提灯記事にいちゃもんをつけるのもなんだが、興味があることなのでクリップ。「第3世代携帯のメリットとは?

 ドコモ、KDDI、ボーダフォン共に、3G携帯のメリットとして確実にいえるのは、メールの高機能化と安価なパケット代だ。
 メールで強化されたポイントの1つは、やりとりできるファイルサイズが大きくなったこと

キャリア 送信可能ファイル容量 受信可能ファイル容量 受信可能文字数
ドコモ・FOMA 100Kバイト 約10Kバイト 5千文字
KDDI・CDMA 1X 100Kバイト 約100Kバイト 5千文字
KDDI・1X WIN 150Kバイト 約150Kバイト 5千文字
ボーダフォン・VGS 200Kバイト 約200Kバイト 1万文字

 あるサイズの画像を撮るのに、どのくらいのカメラ画素数が必要なのか、また撮影した写真の容量はどのくらいなのかの目安を表にした。容量はカシオ製の「A5403CA」で確認した。シャープ製端末のように画質を選べる機種では、画質によって容量が変わるので注意したい。

 いったい何Kバイト添付できれば、どのくらいのサイズの静止画を送れるのか。代表的な例で見てみよう。

画像の大きさ カメラ画素数 容量
160×120・QQVGA 10万画素 8Kバイト
320×240・QVGA 10万画素 27Kバイト
640×480・VGA 31万画素 55Kバイト
1280×960・SXGA 130万画素
1600×1200・UXGA 200万画素 262Kバイト

 こう見ると、FOMAやauのCDMA 1Xでは送受信できる限界は31万画素相当のVGAサイズなのが分かる。メガピクセルカメラで撮影した写真を送るには、1X WINかVGSでないといけない(もちろん画質を落として100Kバイト以下にできる機種もある)。

 3G携帯以前の機種──例えばボーダフォンの2.5世代端末などは送受信が12Kバイトだから、そのままではQVGAの画像も送れない。3Gならではのメリットが分かると思う。

ただし、FOMAの受信が10Kバイトなのには注意が必要だ(4月6日の記事参照)。メガピクセルどころか、VGA画像のやりとりも難しい。

 よくわかる表だが、ツッコミどころがおかしい。「3G携帯以前の機種──例えばボーダフォンの2.5世代端末などは送受信が12Kバイトだから、そのままではQVGAの画像も送れない。3Gならではのメリットが分かると思う。」のなら、受信10KのFOMAは3Gのメリットどころか悪くなっている。

 FOMAに遠慮しているのかもしれないが、「FOMAの10KBではVGA画像のやりとりも難しい」というのもおかしい。これでは、「VGAは難しいのかあ、それ以下は大丈夫なんだ」という誤った印象を与えてしまう。実際には、vodaの2.5Gを貶めるところに書いてあるように「送受信が12Kバイトだから、そのままではQVGAの画像も送れない」のだ。FOMAはvodaの2.5G以下のファイル受信能力しかないという情報をごまかしているような書きかただ。

 ここで使われているファイル容量にも問題がある。ケータイデジカメで作ったファイルを使っているが、デジカメで作った画像でなければ意味がないと思う。せっかくの高画素数化が通信インフラの仕様ために、本来の力を出し切れずにいる可能性があるからだ。100万画素にするより、インフラを強化し低圧縮にするほうがユーザーとして美しい画像を楽しめるかもしれないのにと思うから。

 記事とは外れるが、メモリカードのある機種なら、容量を気にしないモード(rawデータやTIFFとまでは言わないが)があってもいいと思う。VGAで300KB、UXGAで800KBというデジカメの低圧縮モードと同程度の画質だ。現在の圧縮率では、光学系を奢ろうがCCDを大型化しようがオートフォーカスを付けようが、いつまでたっても「ケータイだから・・・」から脱却できない。

 もちろん、これは、ケータイデジカメをデジカメ代わりにしたいという俺のような人間だけの要望であって、全てのケータイにそのようなデジカメを付けろといっているのではない。100万画素で高画質を謳ったり、デジカメの性能をアピールしている機種がこのような高圧縮・低画質モードしかない(少なくとも、俺の見たことのあるケータイの写真は圧縮しすぎだった)という現状に対しての文句だ。「はなせりゃええやん」な人には関係ない。

 メールについてもそうだが、キャリア間の仕様の違いと3Gの特徴とがごちゃ混ぜに論じられていて、「各社が3G端末を投入してきたが、そのメリットとデメリットを把握した上で端末を選択」する参考にはならない。以下に挙げた文に事実誤認はないと思う。一つ一つは納得できる事実だ。しかし、「第3世代携帯のメリットとは?」という文脈には沿っていない。

 ドコモのiモードメールは機能は貧弱だが、送信/受信のスピードが非常に速いという利点がある。ドコモのメールが専用方式なのに対して、au端末はIMAP4に準拠したPCに近いやり方でメールを送受信しているからだ。

 3G携帯の2つ目の大きなメリットはパケット料金だ。KDDIだけは従来からパケット料金を変えていないが、FOMAやVGSは従来の3分の2に価格を下げている。

 FOMAが出始めの頃に盛んに言われた問題点──待受時間の短さは、昨今の3G携帯ではほぼ払拭されたと考えていい。FOMAの900iシリーズはいずれも400時間以上。505iなどとほとんど変わらないと考えていい。一方、当初は問題にならなかったau端末では、待受時間がシビアになってきた。200時間を切る端末がけっこうあるからだ。

 エリアの狭さも、着実に改善が進んでいる。特にFOMAで不評だった地下も次々とエリア化されており(3月5日の記事参照)、都心部であれば大きな不満は感じない。ただし山間部などでは、まだまだエリアは狭い。その意味では、第2世代サービスのcdmaOneの電波も使えるKDDIのCDMA 1Xのエリアの広さはピカイチだ。

 素人考えだが、どこのキャリアも、3G端末には大きな投資をしていてPDCの儲けをつぎ込んでいる真っ最中だろう。3G化によるコストダウン効果が現れるのはPDCを廃止してからになるんじゃないだろうか。それまでは、どこも通信料の事実上の値下げにつながるサービスはしたくないというのが本音だと思う。だから、今出てきている値引サービスについて、3Gだからというのは意味がないとも思う。「3G普及(機種変更需要喚起)のためにキャリア各社が打ち出したサービスは多分に広告効果を狙ったものに過ぎず、大半の人が恩恵を受けるような価格にはなっていない」と感じているが・・・

蛇足:

 この記事に限ったことではないが、どこのサービスも並べて比較することが難しい。サービスごとの速度についてはどこにも情報が見当たらない。3Gサービスになると通信速度が上がると散々コマーシャルしているが、そのメリットを享受できる機種・サービスは非常に限られているはずだ。
 仕様や性能を正しく消費者に伝えないキャリアの姿勢に腹が立つ。俺は、vodaの2G端末からauの3Gに移行したわけだが、速度的な恩恵など何一つ受けたことはない。

docomoのパケット・ホーダイ:追記

 docomoのパケット定額については、書き尽くされているので詳しくは書かない。auのWINと比較してもサービス料金自体は安く表示されているが、基本プランが高額のものに限定されているので、実際に契約する人は少ないだろう。このことはauのプランでも大差がないので、大多数のユーザーは今の価格では移行しないと思う。

 穿った見方かもしれないが、docomoは「定額制をやっている」という事実だけで満足なのではないだろうか。実際に、通信方式の違うauと違ってdocomoの場合は現行のネットワークでやるはずなので、定額の回線が普及したらネットワークや基地局の帯域が確保できるのかどうか怪しい。

 なお、docomoが新しい通信でやらないというのは、俺が知らないだけで、6月からなにか手を打ってっ来るのかどうかは分からない。しかし、そうだとしたら基地局の更新も必要だし、端末も専用のものが必要となるはず。そういうアナウンスがないので、単に請求書発行プログラムを書き換えるだけと思ったのだが・・・

 下のエントリはdocomoユーザーの現実的な視点で書かれているのでクリップ。

PDA Fan †すきすきPDA†: パケ・ホーダイ!

個人的にはパケパクが安くなったのが嬉しいです。(^^)
今までのパケパクじゃちょっとauのパケット割引サービスと比較して割高感がありましたし。
ただ無料通話分まで減ってしまっているので、ちょっと計算して考えなければいけないかもですね。

 これが正直なところだと思う。俺がauに乗り換えたときにはWINは既にあったが、全然視野に入ってこなかった。

 もう一つ同感する点は、割引分の設定が複雑で、本当に得なのかどうか分かりにくいというのも。これは他のキャリアもそう。一番感じたのはauの学割。基本料と通話料金は半額で、それにつれてパックの無料通話分も半分になるところが分かりにくい。そして、説明の時には一切書かれていないが、パケット料金の割引はない。つまり、無料通話分で使えるパケットは半分(料金的には倍)になるのだ。

こちらのエントリをクリップしていた。

TKweb::blog: いまいちだな。FOMA「パケ・ホーダイ」

ところで、NTTdocomoさんよりFOMAのiモードサービス定額がとうとうはじまってしまうのですね。しかし、読んでるといまいちな点が・・・・データ通信はやはり定額ではないのか。パケットパック併用っすか。結局、10000円ぐらいは必要なのか?

 そうそう、WINもfomaも一番ユーザーにとってメリットの大きい(キャリアにとってはおいしくない)サービスをやらないもんなあ。

追記

 タイムリーに、料金で見る「パケ・ホーダイ」と「EZフラット」:ケータイウォッチという記事があった。

 やはりdocomoは現行の900iシリーズでサービスするようだ。ユーザーにとっては、豊富な選択枝と最新機能をパケット定額で使えるのはメリットとはいえる。しかし、docomoの通信速度は64k(900iシリーズ)だし、当然EZチャネルのようなサービスも期待できないことは考える必要があるだろう(EZチャネルも端末機種異存だが)。

 パケット使用量と通話時間は比例しないので、docomoのプランはどうかと思う。

 それと、i-modeの場合は、せっかくの定額通信でも、250文字以上の送受信ができない(らしい)。写真の送受信容量制限10kではほとんどメリットがないと思ってしまうがどうなんだろう。EZの150kですら、メガピクセルを送信するには不十分なのに・・・

 docomoを使ったことがないので、間違っていたらコメントでもトラックバックででも指摘して欲しい。

追記:

パケット料金改訂に垣間見えるドコモの「本音」と「本性」
ドコモが大規模に行ったパケット料金の改定。噂の「定額制」もあった事で、au対抗策にも見えるが、ネットワークの混雑対策や料金面では、両社の違いが明確に現れる。今回の料金改定からドコモの本音と本性を分析する。

追記2:
 docomoのメール文字数制限についてコメントを頂いたので再度チェック。
文字数制限
  foma:全角5000文字(添付ファイルを含む)
  pdc :基本は250文字、何等かの設定をすることで、複数に分割して送信するサービスがあったような気がするものの、docomoのサイトでは見当たらない。端末のマニュアルにはあるのかもしれない・・・

通信速度:
i-modeのQ&Aページ

Q:iモードの通信速度は?

A:504i携帯電話では、受信時最大28.8Kbpsです。その他は送受信ともに最大9600bpsです。ただし、電波状況や通信状況によっては常に最高値とは限りません。

fomaのページ

送受信最大384kbpsの高速パケット通信*1が可能です。

通信料は送受信したデータ量に応じて課金されるので、接続時間を気にせずデータ通信*2ができます。

*1 通信環境や混雑状況の影響により、通信速度が変化するベストエフォートによる提供です。FOMA F2402、FOMA F2611以外の機種は送信最大64kbpsとなります。

*2 パケット通信を利用して、画像を含むホームページの閲覧、データのダウンロードなどのデータ量の多い通信を行うと、通信料が高額となりますのでご注意ください。

高速パケット通信と64Kデータ通信との使い分け方

パケット通信は、通信時間や距離に関係なく、送受信されたデータ量に応じて課金されるので、メールなどの文字データの送受信に適しています。また、64K データ通信は時間に応じて課金されるので、ホームページ閲覧やマルチメディアコンテンツなどのダウンロードに適しています。

 ということは、i-modeは端末・回線に関わらず、9600bpsしか出ない(一番速いのが504iって・・・)。fomaの高速通信というのは、時間課金でしか使えないということだ。

Y!BB加入者データ流出・・・俺のも入ってるやん:追記

 今更なんだけど、当事者なんで、とりあえず。

ソフトバンクBB [ おわび†お客様情報の流出について† ]

さて、当社がヤフー株式会社と共同で提供しておりますブロードバンド総合サービス「Yahoo! BB」のお客様情報の一部が社外に漏れ、調査の結果、誠に遺憾ながらお客様の情報に関しても流出していることが判明いたしました。
当社では、全容解明に向けて全社をあげて調査に取り組んでおりますが、現時点では詳細な流出経路の確認には至っておりません。当方の不手際により、お客様にご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。

今回流出いたしました個人情報の内容は、(1)申込住所、(2)氏名、(3)申込電話番号、(4)申込日、(5)メールアドレスで、クレジットカード番号や利用歴などの信用情報は流出しておりません。ご安心ください。

 クレジットカード番号が流出してなきゃいいのか?本当に安心していていいのか?架空請求詐欺業者が大喜びしてるんじゃないのか?

 まあ、この程度の情報はいろんなところで晒していて、すでにスパムに埋まっている身だから、たいして痛くないが。ひょっとして、「この程度の情報遺漏は前からあるから、今回の流出では悪影響は無いから安心してね」ということかもしれない。

 今回話題にしたのは、自分のところがゆすられたからか。

 ところで、

Yahoo!プライバシーセンター

以下の場合に、Yahoo! JAPANは個人情報を開示することがあります。

1. 情報開示や共有についてユーザーの同意がある場合
2. ユーザーが希望する製品やサービスを提供するために、情報の開示や共有が必要と認められる場合
3. ユーザーに製品やサービスを提供する目的で、Yahoo! JAPANからの委託を受けて業務を行う会社が情報を必要とする場合。(Yahoo! JAPANがユーザーに特にお知らせした場合を除いて、こうした会社は、Yahoo! JAPANが提供した個人情報を上記目的のために必要な限度を超えて利用することはできません。)
4. 裁判所や警察等の公的機関から、法律に基づく正式な照会を受けた場合

5. Yahoo! JAPANのサイト上でのユーザーの行為が、利用規約やガイドライン等に反し、Yahoo! JAPANの権利、財産やサービス等を保護するため、必要と認められる場合
6. 人の生命、身体および財産等に対する差し迫った危険があり、緊急の必要性がある場合

 これに該当しない第三者への提供をしてしまったことに対する責任は誰が、どんな形で負うんだ。今回の件を「盗まれたのであり開示に当たらない」というのであれば、こんなポリシーあったって意味がない。この書き方で期待するのは、「以下の場合に開示することがあるが、他の場合に第三者に提供することはありません」ということだろうから。

 まあ、法的に詳しいことを知らない個人ユーザーの戯言で終わってしまうのかもしれないが・・・簡単に解約できないところが痛い。

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Vins-Tの四方山Blogging:Y!BB個人情報流出問題 10:31

 というのも、これってまず十中八九ソーシャルエンジニアリングですよね。いくら何でも全ての顧客の個人情報を外部から閲覧できる状態にしておくって言うことは、ハッキングの可能性を含めても考え辛いです。そもそも、本当にY!BBの個人情報取得を目的とするなら、ネットワーク上のハッキングよりもソーシャルエンジニアリングの方がずっと楽ですから。

 これに同感。つまり、盗んだのは今回捕まった恐喝犯ではないだろう。代理店のおっさんが、全会員のデータの入ったデータベースにアクセスできるとは思えない。だとしたら、こんなディスクが一枚ぽっきりとは考えにくい。流出してコピーして売りさばいた一次窃盗犯がいて、その顧客が今回捕まった奴等で、こいつらが持っていたのはいくつかのディスクの一つでしかなく、他の多くは名簿業者に売り渡されたと考えるのが普通じゃないか。少なくとも「恐喝事件の犯人からの二次流出の可能性は、状況を勘案すると現時点では無いと理解しております。」の根拠はどこにもない。

 また、Vins-Tさんが書かれている問題でもある。

 で、そうであればこれは別にY!BBだからとか、IT社会だからとかそう言う問題じゃなくて、殆ど全ての企業に潜在的にありえる事件だと思うんです。

 これは、前にもしつこく書いたが、企業のみならず住基ネットでも一番脆弱な部分だと思う。別のblogでクリップしたが、どこかの区役所に記者が住基カードを申請したら、ほとんど本人確認されずに受け取ることができたという問題と一緒だ。どれだけ、役人が強固なファイアーウォールを入れようが暗号化しようが、一番弱い部分を見つけ出すことができたら後は簡単なんだ。

 ちなみに、俺の良く知っている某企業は昼休みにはフロアはほとんど無人だ。パソコンの電源もそのまま。役員や管理職のPCですらスクリーンセーバーにもなっていないし、なっていてもパスワードロックされていない。それ以前に、マイドキュメントを無制限に公開しているオープンハートな人もいるしな・・・こんなおっさんは、自宅がY!BBだったらマイドキュメントを全世界に公開してるかも知れないが・・・

追記:
メールで状況説明と謝罪が行われたという報道があったが、実態はこちら「ソフトバンクBBから来た状況説明メール

追記(2/27)
 ソフトバンクの対応については、他のサイトでも散々取り上げられているので書かない。クレジットカードの利用明細のチェックを厳密にするつもりではいる。気が向いたらクレジットカードの番号を変えてもいい(話は変わるが、クレジットカードの番号は時々変えたほうがいいかもしれない。「落としたので再発行してくれ」と電話するだけでいいから)。

 金券500円について、多いのか少ないのかはわからない。アンケートに答えて図書券1枚もらえれば悪くないしね。

 メールアドレスを変えられるのは助かる。今使っているメールアドレス(アカウント)は、オークションをするときに適当につけた情けないものだから。(当時は無料アカウントで簡単にオークションできたのだった)。

 ただ、メールアドレスを変えるのは面倒。

YBBからメール着ましたよ

なんでもメアドを特別に変えてくださるそうで。
ありがたいこってす、ホムペも登録アドレスも

あっちゃこっちゃ変えるのはワタクシです

 そうなんだよねえ。俺の場合、公開しているメールアドレスはこれとは違うが、このメールアドレスを連絡先として登録したアカウントがあるので、変更が面倒。手続き自体は簡単だろうが、どのサイトにどのメールアドレスを使ったか覚えてなかったりするので・・・・

 はっきりいって、携帯の番号が変わるよりはるかに面倒だ。

携帯キャリア移行雑感:voda2au

追記あり(2004/3/9)

 A5502K購入は、vodafoneからauへのキャリアの変更を意味した。メールの扱いが少し違うこと以外に戸惑うことはほとんどない。しかし、「こりゃ便利」とか「不便になったかも」と感じるサービス・仕様もある。このエントリでは、端末固有の違いではなく、キャリアの違いによる差をメインに気付いたことをメモって行く。

 他の最新機種を触ったことが無いので、端末のローカルな仕様や発売時期の差も混じっているかもしれない。また、通話はほとんどしないし、メールを書くこともほとんど無いので、電話・メールのヘビーユーザーの人には参考にならないことを断っておく。

・番号変更(good)
 「キャリアの変更で一番の問題」と、一般的に言われているのが番号の変更だ。しかし、何度も書いたように、全然不便は感じなかった。私物なので、ここに電話をかけてくる人は家族以外ほとんどいなかったからだ。前の番号に愛着はなかった(憶え易い番号でもないし)ので、「YOU選(300円)」で、好きな番号(最後の4桁)が選べたので変わってよかったほどだ。中の4桁も複数の番号の中から選ばせてくれたこともあり、満足している。
 俺に限って言うなら、番号ポータビリティなんて全然必要ない。気に入った番号を現在契約しているキャリアで持っている場合は変わるかもしれないが・・・

・時計(good)
 時計を自動で合わせてくれるのはありがたい。腕時計が電波時計なので、正確な時間を知ることについては不便はしていなかったが、ケータイが電波時計(使っている技術は違うが)になったことで、腕時計の位置付けが、「正確な時間を知るために必要」から、「ストップウォッチも使える便利グッズ」へと変わった。もちろん、防水性とか耐衝撃性の点で優秀な腕時計は、価格の点からも、安心して使えるので、A5502Kの時計機能に全面依存する気はない(電池切れの心配もあるし)。ただ、腕時計にmono的こだわりやステータス・シンボルとしての機能を要求していない俺にとっては、腕時計は「忘れてもいい」ものへとランクダウンした。
 逆に、遠距離通勤じゃなかった頃に使っていたような、おもちゃのような時計への復帰もあるかもしれない。

・ステーション(bad)
 ステーションでおいしい情報が降ってくることはないが、受信密度が高いので、暇つぶしにちょうどよかった。天気予報やニュースなどの実用的データの他に、「ぴあチャンネル」による雑学系のコンテンツはなかなか面白かった。同じようなことは、メルマガに登録すれば得られるかもしれないが、パケット代がバカにならないだろう。なんせ、ステーションは月額150円だから。

・メール受信(bad)
 制限はあるが、vodafoneの無料受信は大きい。スカイメールの長さに最適化されたメルマガなら本数に関わらず使用料は不要だ。vodaでとっていたメルマガの大半はこの機会に解約だな。

・アドレス文字数制限(bad)
 文字数制限にひっかかって、vodaで送れていた相手に送れなくなった。メール送信型掲示板なので、自前のmoblogもあるし、この機会に登録削除だ。

・webサポート(bad)

 携帯webによるのではなく、PCのブラウザで設定をしたり料金を確認したりすること。料金照会はオンラインカスタマーサービスでできるが、着信拒否アドレスの設定やメールアドレスの設定はできない。vodafoneは可能。

 端末とサーバーの守備範囲が違うためにできないのかもしれないが、vodaでは、端末が自分のメールアドレスを持っていないので、web上でキャリア内のアカウントを書き換えるだけでいいのだろう。それに対して、auは端末データの書換が必要となるので、端末からの操作が必要になる。これは、設計者の思想の問題といえる。ただ、受信拒否の設定などは、サーバーだけでやればいいので、ezweb経由でなければ設定できないというのは納得がいかない。不毛なパケットを消費し、無駄な回線負荷をもたらすだけだろう。それはauにとっては美味しいのかもしれないが、そんなことを資金源にするべきではない(スパムで一番儲けているのはキャリアだ)。

 しかも、この新規申し込みフォームはIEでないと受け付けられない。こんなことするから、IEを標的にしたセキュリティホール探しが蔓延するんだよ。って、これは別の話だが・・・

追記:
 5件までの相手に同報できるという仕様はvodaと一緒。しかし、課金方法が全く違う。vodaは通数分の送信料金がかかるが、auは2件目以降、追加メールアドレス分のパケット分が増加するだけだ。写メールのような大きなデータでは分の悪いezweb(vodaの旧メール割引と比較して)だが、複数の宛先に送るときは逆転する。

追記2(2004/3/9)

 キャリア契約者について面白い分析があったのでクリップ。俺もあてはまってるから笑っちゃった。転職経験はないが、離婚経験ならある。転職もしたいと思ってるしね。

裏編集後記:ドコモ:今に満足な人、au:何かを変えたい人?

ドコモを使っている人:今の生活におおむね満足していそう、休日はだいたい友達or恋人といるらしい、ずっと実家暮らし、転職経験のある人が少ない
auを使っている人:今の生活の何かを変えたいとしていそう、休日は趣味や習い事などに時間をつかうことが多いらしい、実家以外で生活またはその経験あり、転職経験のある人が多い
(Vodafoneは、ややドコモ寄り)

 
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GEEK: A5502K エントリ一覧

TD-CDMA・常時定額モバイル接続の夢

追記あり:2004/2/24

 TD-CDMAを使って、定額制IP電話網を作ろうという動きをデジヲタ系メディアでたまに見る。

ITmedia ライフスタイル:なぜ、いまTD-CDMAなのか †技術の生みの親に聞く(前編)

 TD-CDMAでは通信時間を15からなる“スロット”に分割する。たとえば、上りに7スロットを、下りに8スロットを割り当てる……といった要領だ。このとき、下りに8スロット以上を割り当てる(つまり下り通信の時間帯を長くする)といった変更も柔軟に行えるため、下りの最大伝送速度を向上させられる。

 CDMAに時分割(PDCが使っていた)を組み合わせて、上りと下りの回線使用率を動的に変えるというものらしい。これにより、トラフィックの種類に即したトラフィックの割当を行い、帯域の利用効率を上げることで、実効速度を上げるというものらしい。複数の斜線のある道路を、時間帯によって通行方向を変えるのと似ている。なお、これは素人の理解なんで、興味のある人は別のソースを当たってください。間違っていたらコメントしてください。

 確かに、ネットの通信にはよく馴染みそうだ。しかし、だからといって、定額が成立するという根拠は読み取れない。また、この方式だからといっても、基地局のインフラ整備にかかる負担が小さいわけではないだろう。

イー・アクセス、「定額IPモバイル電話」に意欲
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0402/05/news071.html
気になるのは、やはり定額制を実現できるかという点だろう。前述のとおり、イー・アクセスではサービス料金の詳細を明らかにしていない。

 ただ、千本氏は定額のIPモバイル電話実現に意欲を見せる。「従量課金ではだめだ。TD-SCDMA(MC)は、定額サービスを実現できる可能性が、より高い技術」と意気込む。

 イー・アクセスは意欲を見せているらしいが・・・既存キャリア並みの設備投資ができるような体力はないと思う。データ通信ヲタだけを相手にする、人口カバー率の低いビジネスモデルなのか。だったら、未だに普及の兆しすらない公衆LANと同じだろう。常時接続PHS網だって、使っているのはごくわずかだろうから、そんなものを全部乗り換えさせたところで、巨大な設備投資を回収できないと思うが・・・

 確かに、足元を自社でカバーできれば、一切NTTに支払わなくてよくなるのではあるが・・・

 まあ、こういうテクノ・チャレンジャーが現れるのは楽しい。Y!BBがADSL・常時接続環境を大きく普及されたように、3勢力均衡状態に再編されてしまった日本の携帯キャリア(ツーカーはKDDIのPDC部門だ)に楔を打ち込んで、一波乱起こしてくれたら楽しい。

 Treo600のようなコミュニケーター端末+プッシュ配信情報サービス+メッセンジャーが込で月額使用料が5000円なら、ケータイを解約するかもしれない。しかし、それが、ケータイを併用しなければならないような中途半端なものならもっと安くないとダメだ。

追記:

ITmediaモバイル:基地局カバーは半径70キロまで可能――イー・アクセスが推すTD-SCDMA方式

 Naviniによれば、基地局のエリア半径は48kmまで可能で、アメリカではプロトコルを調整して70kmでのサービスを行った経験もあるという。Xu氏によればTD-CDMA方式は半径7km程度ということなので、TD-SCDMA(MC)とTD-CDMAでは1基地局のカバーエリアには面積的に50倍近い開きがあることになる。基地局あたりのカバーエリアが広ければ、人口密集地以外での導入コストが引き下げられるため、エリアの拡大はしやすそうだ。

 半径70キロというのは理論値のようなもので見出しに使うべきではないと思うが、48kmでも十分すごい。でも、これだけ波長の短い電波では山間部の回り込みとかは期待できないだろうから、人口密度の低い山間部は切り捨てて、人口カバー率80%を目標にしたビジネスモデルか。しかし、電波の届く範囲がそれだけ広くても、基地局あたりの通信可能数には限界があるはずだから、人口密集地にはそれなりの密度で設置しないと、「つながらないトラブル」になるだろう。まして、常時接続しようとしたら局あたりのカバー数は従量制のときよりはるかに少なくなるだろう。

 さらに、auと違うのはPCやPDA端末のサービスだ。電話型端末の場合、常時接続可能であっても、常時接続することは少ない。というより、物理的に無理だ。しかも、小型の携帯電話端末ではブラウズするにしても、データ量は限られてくる。それを見越しての、auのWINに違いない。リッチコンテンツの配信サービスといっても、オンデマンドではなく、夜中の回線ががら空きの時間帯に配信しているだけだ。深夜電力給湯器みたいなものだ。

 TD-CDMAで回線容量を効率的に使えても限界はある。一つの基地局で同時にカバーできる通信容量は決まっているのだから。つながったときのパケット送信の速度が何メガ/秒あっても、割当が来なければ十分なスピードが出ないのと、ユーザーにとっては一緒だ。

 今はあまり聞かなくなったが、以前は「XX(キャリア名)のケータイはYY(地名)では金曜日の夜は使い物にならない」というのは、様々な組合せで語られていた。今でも、大きなイベントがあったら、その周囲までがつながりにくくなるのは良く聞く。

 後発で資本力も小さそうなイーアクセスが高速常時接続網を構築できるのか。ウォッチャーとして見守りたい。無責任に。

au春モデル

 やっと5502Kがでたと思ったら、もう次のシリーズ。このサイクルから考えると、発表になった春モデルが市場に出揃うのは8月頃だろうか。まあ、今後数年はウォッチャーとして観察を続けるだけだが。

 A5504Tの空力フォルム(?)とA1402Sの形状はけっこう好きだが、infobarほどではない。機能も、秋冬ラインナップと大差ないし・・・一つだけ気になるのはWIN機のスペックアップだ。EZナビウォークもメガピクセルも、WIN機なら遠慮なく「使える」。今回は、メガピクセル化どまりか。

PDA Fan †すきすきPDA†: 春のau

EZフラットでネット三昧がちょっと羨ましいなぁなんて思えてきて、WIN機も購入選択対象になっているのですが、W11HやW11Kじゃ一世代前のスペックで物足りなすぎます。
そこで春の新WIN機に期待していたんです。
W21H、また日立からの登場のようです。

124万画素CCDのようで、カメラはかなりの進歩ですね。
ただ液晶のサイズが132x176dotみたい。これはかなりのショックです。(><)

 同感。しかも、132x176dotで2.1インチって何考えてんの?こんな、サブ液晶並みの(実際、a5505saのサブ液晶と同じ)ドット数で2.1インチにしたら汚くなるだけだろ。

auのあれ:au春モデルカタログ集

BBフォンが携帯電話との相互接続

 ソフトバンクBB [ IP電話サービス『BBフォン』、携帯電話との相互接続を用いた通話サービスの提供を開始 ]

 ついに開始されるらしい。これで親兄弟に連絡できるようになった。それと、これまで、固定発携帯着>携帯発個定着だったものが逆転する。俺の家は、俺がauに移行したときに固定電話のマイラインもKDDIにして、携帯発固定着は50%引きなので一概にはいえないが、安くはなるだろう。しかし、俺の家の電話代はこれまでも合計で300円を上回ることがほとんどないので、家計支援効果は極小だ。

 それよりも、携帯に番号が表示されることのほうが大きい。というより、番号が表示されることにより、「番号非通知」を完全ブロック設定できることの安心感が大きい。

 ところで、番号忘れちまったよ(^^;

初詣・AU1月のカタログ

 親の家から30分程度の神社に行った。あまり混んではいなかったが、雨が降ってきて困った。

 もっと困ったのは、携帯の電波が届かなかったこと。娘は今回AUなので安心していたが、俺のvodafoneより電波状況は悪かった。

 場所は、京都府加佐郡大江町。AUのサービスエリア情報ではしっかりと色が塗られている場所だ(vodaは塗られていない)。俺のvodaで、圏外表示めげずにしつこくダイヤルしていたら、時々基地局と交信できた音がし、10回目くらいに母の携帯(docomo)につながった。

 やっぱり、地方でdocomo信者が多いのもうなずける結果となった。基地局がなければ、どんな機能も宝の持ち腐れだ。

 そういえば、EZナビウォークで自立計測が可能になっても、地図をダウンロードできないところでは無力だ。時々、自転車やバイク乗りの人がナビに期待するようなことを書いているが、人っ子一人いないような山の中で圏外になったら意味がないだろう。

 帰りに寄った家電店でAUの1月カタログを入手。やっと5502Kが掲載されていた。いよいよか。しかし、全然新しい情報はなく、デザインのインパクトでも、SO505isやW11Kに負けてるし・・・

BBphoneの050

 BBphoneが他社に先駆けて(俺が知っている範囲で)050の運用を開始する。というか、した。しかし、中途半端なサービスといわねばならない。BBphoneを使っていて不便な最大のものは、携帯電話への番号通知ができないことだった。このために、家族の携帯電話で「非通知拒否」ができなくなってしまった。この、「携帯への番号通知」は今回は導入されない。

 今回の変更でメリットとなるのは、遠距離から俺のところに電話をかけてくる場合に、3分10.5円になることだけだ。これも、電話を遠方から受けることが珍しい俺の家では、こちらも関係がない。

 「お友達やご親戚にBBフォン「050番号」をご紹介ください!」って、「固定電話からかけるときは050-1234-5678を使って、携帯からはこれまでの番号でかけてくれ。ただし、もしフレッツとかのIP電話を使ってるときは050ではつながらんから従来の番号にかけるか、IP電話をキャンセルして050を使ってくれ」と年寄りに説明しろということか?

 まあ、制限のある中でいろいろがんばっているのは分かる。しかし、残念ながら、フライング気味なんだよなあ。導入のときの悪夢に学んでないのか?

 遠方からかけてくる相手にメリットをもたらすサービスはすばらしい。特に、IP電話を使いたくても使えないようなところに住んでいる人にとって、電話代を気にせずに遠方に住む家族に電話することが可能になることはすばらしい。だからこそ、もうちょっと待ってからでもよかったんじゃないだろうか。

BBフォン「050番号」開始のお知らせ

《BBフォン「050番号」の特長》
◎着信できる番号が増えます。
 今までの「NTT電話番号」に加え、「050番号」でも着信できるようになります。

◎ナンバー・ディスプレイに「050番号」が表示されます。
 BBフォンからNTT一般加入電話に発信の際、お相手の方がNTTナンバー・ディスプレイ相当のサービスご利用の場合、お客様の「050番号」が表示されるようになります。
 ※BBフォンオプションにて「非通知」設定にしている場合を除きます。

◎BBフォン同士の通話は無料です。

 BBフォン同士は「NTT電話番号」でも「050番号」でも無料通話です。

◎NTT一般加入電話からBBフォンの「050番号」に発信できます。
 NTT一般加入電話からBBフォン「050番号」へかける際、BBフォンの「050番号」へかける方の負担する通話料金(NTT東西より請求)が全国一律3分10.5円になり、遠距離通話等、大変お得になる場合があります。

◎携帯電話への番号通知が可能となります。(2004年初頭予定)
 2004年初頭には、BBフォンから携帯電話への発信の際に、「050番号」での「通知」が可能となる予定です。
 ※BBフォンオプションにて「非通知」設定にしている場合を除きます。

◎引っ越してもBBフォンを利用していれば「050番号」は変わりません。

 一度割り当てられた「050番号」は移転された場合でも日本全国でご利用いただけます。
 ※移転先がBBフォン提供地域かつ移転手続きをしていただく必要があります

《携帯電話・PHS・海外からBBフォン「050番号」へはお電話をかけられません》
携帯電話からBBフォンの「050番号」への発着信は2004年初頭に対応予定、PHS・国際電話は順次対応予定です。通話料金は未定です。
★携帯電話・PHS・海外からBBフォンのお客様へお電話をかける場合は「NTT電話番号」へおかけください。

  ぜひ、お友達やご親戚にBBフォン「050番号」をご紹介ください!

待たれへんて、これじゃ、docomoさん

Mobile:“au買うのはちょっと待って”とドコモ、榎氏

面白いサービスも出る。もしも“ドコモ面白くないからauに行こうかな”という方がいたら一瞬止まって、来年の2月頃に出る予定のFOMAを見てからご判断いただきたい

 と語っていた端末が発表された。

ドコモ、新型FOMA「900i」シリーズを年明けに発売
900iシリーズでは、iアプリの容量制限が最大500KB(JARファイル100KB、スクラッチパッド400KB)に緩和されたほか、Flashの容量制限も最大100KBとなった。全機種メガピクセルカメラを搭載し、HTML形式のメールサービス「デコメール」やテレビ電話時にアバター画像を設定できる「キャラ電」に対応。「着うた」もサポートされる。

全然魅力ないんですけど・・・

FOMA「900iシリーズ」の主な特長
# 「デコメール」機能の搭載
メールに「HTML」形式を採用しており、背景色や、文字の色や大きさ等の変更が可能。さらにメール本文の途中に、撮影した写真やiモードメニューサイトからダウンロードしたアニメーション画像を貼り付けることができる等、幅広い選択肢の中から画像を選ぶことが可能。

1. iアプリのコンテンツサイズを拡大
2. 「キャラ電」機能の搭載
3. 「着モーション」機能の搭載
4. 「Macromedia Flash」100K対応
5. 全機種「メガピクセルカメラ」の搭載

6. 全機種「外部メモリースロット」を標準搭載

 ここに挙げられている特長で俺に関係があるのはカメラとメモリースロットだが、AUやvodafonはもちろん、505でもあったものじゃない。それとも、「来年2月に出る予定」のものと違うのかな。

 まあ、どちらにしても、「ドコモが3種の神器と位置づけるのが『赤外線』『二次元バーコード』『非接触ICカード』」ということらしいから、俺には関係がないや。

ドコモ夏野氏、「FOMA 900iは世界最強」

 特に「自慢したくなるケータイ」という点について夏野氏は「最近はさまざまなデザインの携帯電話が登場しているが、それだけではデザインにこだわったとは言えない。100万人、200万人というユーザーに使ってもらえるようなデザインとは、単に奇抜なデザインではなく、洗練されており奇抜すぎず、ちょっと自慢したくなるようなものだ。そして今回、“自慢したくなるケータイ”を作ってみようということになった」と他社の端末を意識した発言で、900iシリーズの総合的な魅力を語った。

 いたたた。こんなデザインをして「洗練されており奇抜すぎず、ちょっと自慢したくなるようなもの」って・・・

NTTドコモが海外子会社4社を解散

 NTTドコモは18日、いずれも100%子会社の、DCM Capital USA (UK) Limted▽DCM Capital TWN (UK) Limted▽Taiwan DoCoMo Limted▽NTTドコモ・テレコムニカショウネス・ド・ブラジル・リミターダ(ドコモブラジル)の4社の解散を決めたと発表した。

 高い利用料金で集めた金を失敗投資で散財した責任を誰が取るんだ?
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ソニエリなしのFOMA990i

ところで、どこがどう「本気」なんですか?>ドコモどの 別にどこかがひっくり返るような革新的な機能は内容に見えるんですが。言い換えれば、他と並んだっていうところなのかも。

 

FOMA900i。ドラクエにするか、FFにするか?

不思議なあな?: au買うのはちょっと待って

よほど自信があるのかねぇ†?
でもね、それでも面白くなかったらどうすんのかな?
それに、面白い面白くないでなく、高い高くないで動こうって人もいるだろうし。。。

いつどうしようが、ユーザの勝手じゃないかと思うのですわ。

Ladybl@g: 新FOMAは今日発表らしい
とのことです。もうau買っちゃいましたよ。もうちょっと早く言って欲しかった。^^;

 待つ必要なかったですね(^^;

ニテンイチリュウ: Next Foma(5)

今回のFOMAのデザインがKDDI Design Projectの製品よりもいいデザインというのは、あまりにも不遜すぎる気がします。

playwithmac : weblog(tp): 次期FOMAはアルファロメオになりましたか?
ドコモの目指した”イケテル”(書くのも恥ずかしくなってきましたが)デザインってのが,いけてなかったってことがはっきりしてしまいました。

トリビアン・ボヘミアン: デザインから見たFOMA「900i」

 「今までがクラウンだとしたら、今回はアルファロメオ」なんてことも言っているけれど、クラウン・マジェスタになっただけじゃん。前よりマシかもしれないけれど、INFOBARを比較の対象に選ぶなんて裸の王様としか思えない。

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 こういう堅実な選択もありということで、

子連れオオカミ: AUの携帯を購入(予定)
新しく購入する携帯電話として狙ってたのが、ソニーエリクソン製のau端末A5402S。・・・

それが今日何気なく見た価格.COMに載っていたある店では、ナ・ナント衝撃の一台1890円!!2台買っても5000円でオツリが来る。