“おっせかい”スマホ>シャープ、“心遣い”を追求したスマホ夏モデルでシェア拡大へ

 ここにも、自社の都合しか語らない経営者。機種変の時にガラケーの選択肢がないんだからいやでもスマートフォンになるだろう。

 この期に及んでもまだ、「きめ細かなユーザーニーズに対応し、より日本人に適した、いわゆる“ジャパニーズフィット”の端末を投入していく」というのが、市場を分かってないことを示している。メーカーが思ってるほど日本人に適した(と、メーカーが思ってる)機能を人は必要としていない。今でも改札をガラケーで通る人を見たことがないし、コンビニでおサイフケータイで精算している人も見たことがない。横並びで星取表を作るのが仕事の日経とかインプレスの記事を読むのとユーザの声を聞くのを一緒にするからピンぼけ端末を作ってしまうんだ。

 去年だったかに Apple の誰かが言った(自信なし)「ユーザに聞いてもわからない」というのは「自分がユーザになったときの自分の声を聞け」と言い換えられると思う。これは自分の勘違いかも知れないが、「ユーザの意見を聞かずに自分の手持ち技術だけで製品開発をすればいい」と違うことは間違い無いだろう。その間違ったやり方がガラケーでガラスマだ。ジャパニーズフィットなんかせんと、そのままの ICS 端末を出してタイムリーにアップデートしてくれと思う。月賦の支払いが終わっていない端末なのに新しい OS にアップデート出来ないなんて気の毒すぎる。

しょうもないユーティリティを作る前に Power Zaurus MI610 に入ってた PIM の Android 版を開発してほしい。「PIM とはこいうことや」というのを見せて欲しい(Apple も Google もまだ分かっていない)。そして、Google play では売ればいい。そして、他の PIM アプリを圧倒して世界中にシャープの名を知らしめてほしい。Google play で金払って買ってもらえないようなレベルのものしか作れないんだったら最初から無いほうがいい。削除するのが面倒だから。

シャープ、“心遣い”を追求したスマホ夏モデルでシェア拡大へ – CNET Japan
 シャープでは、スマートフォンユーザーを、黎明期から使い続けている「最先端嗜好層」、2011年ごろにフィーチャーフォンから買い換えた「先進嗜好層」、いままさに買い換えが進んでいる「安定嗜好層」の3つの層に分類しており、「2012年は安定嗜好層のフィーチャーフォンからの買い換えが一気に進む」(シャープ通信システム事業本部 グローバル商品開発センター副所長 兼 プロダクト企画部長の河内巌氏)と見ている。

 またシャープは、2011年度の国内携帯電話出荷台数シェアで、富士通、アップルに次ぐ3位だった。これについては「残念ながら3位になってしまった。顧客がフィーチャーフォンからスマートフォンへ乗り換える際にいろいろな変化があったと思う。我々はそういったところに対して、あらゆる手を打ってきたが、少しそのあたりが不足していた点もある」とコメント。

 今後は、きめ細かなユーザーニーズに対応し、より日本人に適した、いわゆる“ジャパニーズフィット”の端末を投入していくほか、グローバル市場も見据えた国際水準の端末を用意することで、早期のシェア拡大を図りたいとした。

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