レーベルゲート、WMP10から利用する音楽配信サービス「MusicDrop」

レーベルゲート、WMP10から利用する音楽配信サービス「MusicDrop」

 株式会社レベルゲートは、Windows Media Player 10からアクセス可能な音楽配信サービス「MusicDrop」を20日よりスタートした。

 配信楽曲はMoraと同じになる予定で、参加レーベルは、エイベックス、ソニー・ミュージックエンタテインメント、東芝EMI、ビクターエンタテインメントなど16社。価格はシングルが158円からとなっている。決済方法はクレジットカード。

 Windows Media DRM対応のオーディオプレーヤーへの楽曲転送に対応。チェックイン/アウトの機能は備えていないが、プレーヤーへ3回までの転送が可能となっている。なお、既に楽曲購入などはできるが、トップページには“βサービスを開始”との記載がある。同社では「購入までの機能は揃っているが、正式サービスインというにはまた足りない状態。楽曲の追加に加え、インターフェイスの改善やカートの導入、課金方式の追加などを含めて強化を図っていきたい」という

 MSの対iTune包囲網の一員ということか。OS標準添付のユーティリティを入り口にして囲い込むというのはiTuneでも同じ考え方だ。マイクロソフトとしては、WMP10を使ってXPへの意向を促したいという事情もあるんだろう。

 しかし、プレーヤーへのコピー回数に制限があるというのはどういうこと?HDDレコーダーを前提として考えているのかもしれないが、メモリカードのプレーヤーなどは使うなということか。それ以前に、ダウンロードするHDDプレーヤーは何なんだろう。

 俺はユーザーじゃないから関係ないが、これまでレーベルゲートで買った曲はどうなるんだろう。こういうことはこれからも起こるんじゃないだろうか。もちろん、iTuneでも同じ可能性はある。今はMP3-128でエンコードしているが、iTuneのバージョンアップでMP3のサポートが打ち切られたらまたエンコードしなおしになるだろう。手持ちのCDからエンコードしたものならいいが、ダウンロードしたものだったらアウトだろう。

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