今さらなんだが、あんまりどこでもG5プロセッサーのメリットを語らないし、単にペンティアム3とペンティアム4程度の差しかない(結構大きいんだけどね)ような感じの記事が多かったので書いてみた。
俺自身、買う気がない(いや、買う金がない)ので、関心は薄いが、パッケージングに目がいったが、これまでのでかいポリタンク型G4の上位クラスのパワーを持っている劇速マシンだということを忘れてはいけなかった。
Appleはこれまでも、エントリーモデルに強力なCPUを持ち込むことでラインナップの底上げをしてきた。「初心者にこそ十分なパワーを」という俺のここ数年の主張と合っているような気が(一方的に)する。この政策の次の一手がiMacのG5化だろう。
これが普及すれば、デベロッパーは安心してG5を前提としたソフトウェアを作ることができる。PCAT互換機メーカーが未だに98SE以降を対象としなければならないのと対照的だ。
それに、ラインの主流がG5になることで、64ビットネイティブなアプリケーションが増えることが期待できる。
PCAT陣営が64ビットプロセッサーを高価格のハイエンドPCやサーバーに留めているのとも対照的だろう。こちらは、ハードメーカーとM$との利害の衝突という側面もあって一概にはいえないが・・・少なくとも、winソフトの64ビット対応はmacに対してかなり遅れてしまうだろう。
ま、G3-600で満足している俺には関係のない世界だがな(^^;