RD-X4 ユーザーインターフェース

●リモコン
悪評どおり、リモコンは使い難い。ボタンの数が多く、小さいために押しづらい。

また、単機能のボタンが多いのは無駄に感じる。使用頻度の多い機能を単機能に割り当てるのは正しいと思うが、HDD/DVDの切り換えのような排他的選択ボタンは別々に置くより、一つのボタンで切り換えたほうが分かりやすい。

また、中心の決定ボタンと4方向ボタンの周りにリング状に配置されたボタン。これが最悪に押し難い。しかも、メニュー画面のページ送りやピクチャーサーチ(早送り、早戻し)などでよく使う。さらに、チャンネルや予約で数字を上下させるときに左下のリング状ボタンを使うが、数値の増減とボタンの上下が逆なので、違和感が大きい。

カーソルの移動は左右のボタン、決定は真ん中の決定ボタンなんだから、数値の上下は決定ボタンの上下のボタンでするのが普通だろう。操作中の指の動線がでたらめだ。数値入力の際に、上下ボタンに他の機能が割り当てられているというのならともかく、その間は上下ボタンは反応しないのだ。上下ボタンで対象行を選択し、決定ボタンで編集モードに入ったら、上下ボタンは数値の上下に割り当てたほうが分かりやすい。

チャンネルボタンが使いにくい位置にある。このように頻繁に使うボタンは中心付近に置くべきだ。メニュー呼び出ししていない状態では決定キーの周りのボタンをチャンネルに割り当てればいい。
●操作体系
厳密にはユーザーインターフェースではないかもしれないが、起動に時間がかかることに戸惑った(もう慣れたが)。完全なコンピューターシステムの起動なので当然だが、これまでのビデオやテレビとは全く異なる。画面が表示されているのに音が出ないと、テレビの音量を触りたくなってくる。

メニューを実行すると元の画面まで戻ってしまうのは面倒。いろんなシーンで、メニューからメニュー項目を実行した後で、メニューに戻らないケースが多く、肩透かしを食ったような気持ちになることが多い。

クイックメニューボタンがあり、そのモードで使える機能がメニューで表示される(PCのポップアップメニューのようなイメージ)。これはいい。クイックメニューを使うことがRD-X4を快適に使うコツかもしれない。しかし、それにしてはボタンが小さい。

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