特許をとっといたら良かった?

背骨がいっこ多い座薬っこ「パームボンチ」を読んでいて、新しいVAIO typeRのケース側面にエア・インテイクがあることを知った。空気の流れをトータルに考えたデザインはいいが、今頃出してもG5のまねとしか思えない。

 しかし、そうではない。もっと前に、この側面吸気コンセプトを実行したマシンは実在していたのだ。そう、俺のDuronサーバー(このサイトが入っているPC)がそうだ(2004年1月リリース)。まあ、俺も固いことは言わない。大人の対応をしようじゃないか。怒らないから、ハードディスクマルチプレーヤーを贈ってくれ。

 このシステムのすごいところは、CPUクーラーを吸入ファンとして使っていることだ。外気を直接CPUの排熱フィンにあて、その空気を速やかに上部の排気ファンで吸い出すという「クイック・エキゾースト」システムだ。吸気と排気のバランスが悪くて吸いきれていない可能性や、HDD付近の空気流があるのか不確定要素は目をつぶってもいいのだ。いや・・・きっと・・・絶対。

 ちなみに、昨日カーネルをアップデートして再起動したときの温度は47℃だった。そのときの室温は30℃。室温+17度なので、冷却パワーは飽和状態と考えていいだろう。が、室温が40℃になることはないだろうから、CPU温度は最高55℃程度には収まるだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です