社員教育・・・ねえ

 半期ごとに行われる評価と目標設定の季節になった。

 前にも書いたとおり、俺の直属の上司が低能なので、教育効果はゼロだ。今回も行き当たりばったりの低能な目標を書いてきた。今回から「OJT計画を出せ」と人事に言われているらしく教科書を移してきただけのようなクソ資料を作ってきたが、まったく使い物にならない。大体、仕事の内容を理解していない人間が小手先の細かいことを並べ立てたって体系だった物にならない。

 口先だけの教育制度を作っても、実際に仕事や勉強で何らかの成果を上げた人間にプラス評価しない限りは絶対に機能しない。会社の場合に一番簡単なのは人事異動だ。イエスマンやベテランで何の勉強もしない人間が高く評価される人事異動をしておきながら、人事担当者が「学ぶ姿勢が必要」と自己啓発を促しても誰もやらないって。自分の時間を割いて自己啓発するより、遅くまで会社にいて(会社にいるだけで仕事しているわけではない。仕事が遅いから長くかかっているだけなんだ)低能上司のご機嫌を伺っているほうが楽で効率がいいからだ。

 他の会社では、管理職の資格としてTOEICのスコアを使う例をよく聞く。社会人の管理職手前の年齢にさしかかってそうな年齢(30後半以上)のサラリーマン風が初歩の英会話テキストを持っているのを見ることがよくある。500や600じゃビジネスで使い物になるとは思えないが、最低限ここまで自分でやっておけば、後の教育効果が違うだろう。

 少なくとも、こういう努力をしたことのある人間が上司なら、部下がそれより高いスコアを出したときに、その努力を評価することができるだろう。そして、そういうところでなら、他の教育についても効果が期待できるだろう。

 まあ、俺には関係ないがな。俺が今身に付けたいのは、webを使ったデータベースシステム構築力だ。それは、draconia.jpを構築するための物だ。一度はいいところまでいったが、infoseekの仕様変更のためにボロボロになったデータベースの再構築だ。これまでの試行錯誤とweb技術の進歩が俺の目指しているものにかなり近い物が作れるようになったと思う。

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