A5502K データ互換、アドレス

 マニュアルにvcardという言葉があったので、何か引っかかるものがあった。「どっかで聞いたことがあるぞ・・・」

 palmやoutlookなんか(他にもたくさんあるはず)で使われている互換ファイルフォーマットだ。ということは、PalmDeskTopかoutlookで書き出したものをメモリカードにコピーして登録することができるはず。ワンクッション置くが、prismで使っている住所録をA5502Kに取り込むことが可能なのだ。

 家について、PalmDeskTopからvcardへ住所録データをエクスポートし、miniSDにコピーして取り込んでみた。フォーマットの設定のせいか、振り仮名が入らなかったり、苗字と名前が逆になっていたり、電話番号・携帯番号が切れていたりはするが、一から入力するよりははるかに楽だ。この機能がなければ、住所なんか入力しないだろう。件数が多ければ、PDTで操作してから取り込んだほうがいいかもしれない。また、PDTやpalmマシンで登録するときに、ケータイとの互換性を考えたフォーマットで統一(振り仮名は半角カナとか)するとさらにいいかもしれない。

 A5502Kに入っているデータをvcardに書き出すこともできるので、これまでauを使ってきて大量のアドレスデータを持っているような人は、これで書き出してPCに取り込んでおくと後々便利だろう。バックアップにもなるしね。

 電話や携帯の番号が切れてしまうのは、PDTに入力するときに番号の途中にスペースがあることが原因のようだ。スペース以降は消えてしまうらしい。

 なお、PalmDeskTooからしか試していないので、outlookを使うとまた違う結果が得られるかもしれない。outlookとやり取りできるから、メリットの多い人も多いんじゃないだろうか。ケータイどーのこーのとかいうソフトやケーブルを買ったりする必要はない。もちろん、簡単にシンクというわけにはいかないので、大量のデータをやり取りしなければならない人には、専用ソフト+ケーブルをお勧めするが。
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