fedoraインストール12:Apache

 何度か投げ出しそうになりながら、Apacheの設定が終わった。

 ここでもGUIツールでは設定しきれずに、テキストエディタとコマンドラインをそれぞれ複数起動してデスクトップを切り換えながらの作業だった。チェック用ツールのメッセージもイマイチ分かりにくく、チェックで問題がないと出ても思ったようには動いてくれなくて途方にくれたが、実績のあるTL8wで使っていたhttpd.confを参考にして、百数十回の再起動(といっても、httpdだけだから一瞬だが)を繰り返してやっと思い通りの動きになった。固定IPとホストが一つならこんな苦労は全くしなくてもいいことは付け加える。

 ところで、複数デスクトップを使えるのはこういうときに便利だ。二つのhttpd.confを開いたエディタ、httpdコマンドを投入するコマンドラインとメッセージ出力を見るコマンドライン、チェック用ブラウザ、参考サイトを開いたブラウザ。これらを4つのデスクトップに配置して切り換えながら使うのは、SE/30でmasterJugglerのウィンドウ・ポップアップで複数のソフトを切り換えながら使ったときのような快適さだ。しかも、ブラウザのタブには複数の気分転換用のウィンドウを開きっぱなしにして、2chでA5502Kの人柱報告やMyBlogJapanからblogを開いておける。

 もう一つつくづく便利だと思ったのは、ケータイのwebアクセス機能。ルーターの設定を変えて外からのテストをしようとしても、これまでは難しかった。今ならケータイのウェブアクセスでテスト用のページを開くだけで、外からのテストができる。今日は、複数の仮想サーバーへのディレクトリが、想定したURLで開いているかどうかを簡単に確認できた。これまでなら、月曜日まで待って会社からアクセスするか、誰かに頼むか、ネット試用できる電器屋に行くしかなかった。

 この状態でも、静的なサイトなら簡単に移行できるんだが、cgiで作っているサイトはそう簡単にはいかない。先ず、ディレクトリの設定とログをコピーして、cgiを設置してみるしかないのか・・・

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