FedoraCore1に決定。

 帰りの普通電車はドアが開く機会が多いのと客密度が低いのとで気温が低くて本を開く気になれない。prismのpookは手袋をしたままでも扱えるが、朝に読んでしまっている。そこで、次期ディストリビューションを何にするか考えた。

 TurboLInux10DeskTopのカーネル2.6には素人的にあこがれるが、TL8wで舐めた苦杯を舐めるのはごめんだ。lindowsやknoppixのようなクライアントデスクトップを意識したものをカスタマイズするのも同様。suSEの設定ユーティリティには惹かれるが、初心者向けハウツー本がないのが痛い。Fedoraの場合はRedHatのノウハウを持った技術者がいるせいだろう。解説本も多くでている。基本的にはRedHat9のものもかなり使えるはずだし。

 なにより、昨日、本屋で見た「FedoraCore1ビギナーズバイブル」だけで、俺の求めているものの大半が解決できそうだったことが大きい。これらの情報の大半はネット上にあるが、集めるのは大変だ。バージョン非互換の問題も大きい。その点、パッケージとセットになったこれなら、少なくとも書いてある範囲については、心配が無い。周りにパワーユーザーがいたり、解説書が転がっている(あるいは、会社の金で購入できる)環境ではないので、「ftpでフリー版をサクッ」とは行かない。

 ちなにみ、棚の隣に「TECHNICAL MASTER はじめてのFedora Core 1 Linuxサーバ構築編」もあった。魅力的なことは、通常CD(3枚)と値段。ネットワークについて詳細に書かれていることも俺の目的には合っている。しかし、致命的な弱点が一つ。macについて書いていないこと。netatalkの設定すら書いていなかった。netatalkの設定はそれほど難しくないし経験もあるが、今のは「とにかく動いている」レベルなので、この機会に見直したいのだ。もちろん、偶然にも正しく設定できているかもしれないが、そのことを確認したいのだ。そのためには、ちゃんとした設定について記述したものが必要だ。

 FedoraCore1ビギナーズバイブルについては、また後日。

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