TOEIC750への道34:英語はトレーニング

 英会話の練習が趣味のように見えるかもしれないこのサイトだが、実は全然違う。大学卒業後15年以上全く英語教育を受けることはなかった。会社が1999年から英会話教育を始めたときに、いやいや付き合ったのが英語勉強再開のきっかけだ。

 TOEICの受験はもちろん、英検も受験したことがなかった。俺が学生の頃は、英会話の授業というものはなかったし、リスニングのテストもなかった。大学に入ってからも、高校までの英語の授業の延長みたいな授業だった。英会話の教室に通ったりすることなんて考えたこともなかった。焦って、2週間ほど前に問題集を買ってはじめてTOEICの試験方法を知ったくらいだった。

 その後、何度か英会話の通信教育を受け、1年半の英会話クラスを受講したがTOEICの得点はほとんど上がらなかった。正確には50点程度の範囲で上下しただけで平均としては最初と大差のないものだった。

 そこで感じたのが、英会話は勉強じゃないということだ。スポーツ選手が練習するのと同じで、繰り返しトレーニングするしかない。そのことは、人間が母国語を習得する過程を考えれば分かる。必死になって周りの言葉を丸暗記したはずだ。文法も語法も関係ない。ひたすら覚えたのだ。母国語として育った人間は、幼いうちにやったから覚えていないだけだ。

 それと同じ経験を日本に住んでいる大人が積むことは無理だ。しかし、幼児にはできないことができる。それは、効率のよいトレーニングだ。最近の運動選手が、何十年か前とは全く異なったトレーニング方法で効果をあげているように、正直で確実で時間のかかる練習方法ではなく効果をあげることが可能かもしれない。

 そこでまあ、いろんな教材を試してみるわけだ。俺が今やっているのは、しつこく書いている「750点保証NEWTON・TOEIC」だ。他にも同じような考え方の教材もあることを他の人のページで知ったので、リンク。こちらは、ソフトではなく本。それも900点を目指すという、俺には一生縁がない本だ。でも、このエントリに書かれていることに同意する。

PlayLoud!!: 英語はトレーニング
最近は英会話に関するお手軽攻略法、例えば『英語は勉強するな』『3語で話せる英会話』といった類の本が多いが、そういった本にある胡散臭さが無い英語の勉強法は信頼感があるのだ。

 「簡単にできる・・・」系の本には、「食べながらやせる」とか「2ヶ月で・・・」と同じような胡散臭さを感じる。そんな簡単に目標を達成で切るなら最初から苦労してないよと思う。百歩譲って、その本に書いてあること実行すれば誰でも効果を上げられるとしても、実行できる人はほとんどいないと思う。だって、その本を買った誰もが効果を上げたのなら、その本の数だけ肥満人口は減少しているはずだ。英語だってそうだ、「ビッグ・ファット・キャットの・・・」とか香取信吾の英会話本とか、上のサイトに書かれてた本などが何十万部も売れていたはずだが、何百万もの人間が英語を自由に操れるようになったなんて聞いたことがない。

gaspanik weblog: えいご漬け

 こちらは、PCソフト。ディクテーションを使って、リスニングと基本文法と単語を叩き込むという考え方のようだ。これは、俺が使っているTOEIC対策用と違い英語の総合力をあげるのにいいトレーニングだと思う。値段も安いので、英会話勉強が趣味の人はこちらのほうがいいかもしれない。

 プラト株式会社英語漬で3本5400円(12月14日まで)という期間限定サービスをやっていたので考えてみよう。今やっている教材を終えてからじゃなきゃ効果判定ができないから当分やれないんだが、期間限定割引に弱い体質だからなあ・・・

 これの、入門編のベースになっている教材が娘の高校の副教材になっていて、レベル的にもいいかなということもある。macOS9.2にも対応しているしね。

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