携帯電話のデザイン

 infobarのデザインで、コンセプトモデルほど突き抜けていない理由がわかった。量産化・一般市場供給を考えた場合、強度や製造コストで妥協することが必要となる。これも、そのひとつの例だろう。

コンセプトモデル
アンテナも見えないし、ボタンのRも微妙で美しい。

量産モデル
コンセプトモデルではボタンが全面を完全に覆っているが、量産バージョンでは枠にはまっている。コンセプトモデルのような配置では外のボタンが取れてしまうトラブルが目に見えているからだろう。マグネシウム製の外枠の前後長を長くし、折り曲げ圧力に対する強度を出すのかもしれない。

AUのコンセプトモデル
面白いが、回転に必然性が感じられないのが難か。湾曲した液晶が開発できない限り実現は不可能だろう。

こちらは、コンセプトモデルと量産バージョンという意味ではないが、なんだかとってもよく似た、というよりまねしたとしか思えない回転機構を持ったパナソニックの新型docomo端末P505is。しかし、これもまた、何で回転させる必要があるのか不明。待ちうけをメイン液晶が見えない状態で行うなら、普通に開くだけで十分。かといって、横回転を活かすなら縦開きの必要はまったくない。


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