Runcas180 #046 にしのみや甲子園ハーフマラソン2018 反省会

コース・運営

 コースはSTRAVAの地図を見るか、relive を見てもらうといい。前半8kmくらいまでは舗装路で以降が河川敷だ。そこから仁川付近まで北上して折り返して2号線の橋の近くあたりがゴール地点となっている。

 河川敷は土の場所、普段は野球やサッカーをやっているグランドを走る。サイクリングロードは通行禁止。「サイクリングロードもコースにしたらいい」という意見をrunnetの大会レポートで見たが、武庫川サイクリングロードを走ったことのない人間のたわごとだ。あそこは、松の根で持ち上げられた箇所が無数にあって非常に危険だ。あそこを集団で走ったら転倒者続出間違いない。それに、幅が2mくらいしかない舗装路を開放したらそっちに殺到して渋滞する。往復で使うことはできないからどちらかでしか使えないし、ゴール地点に導く動線の設定も難しい。

 今回は NIKE Streak 6 だったが、それほど空回りしている感じはしなかった。もともと強く蹴って走ることができないピッチ走法なので、気にならないのかもしれない。

 全体的にアップダウンは少ないコースだが、河川敷は川の流れがある通りで上流に向かっては少し上りで川下に向かってはわずかに下りだ。なので、一番しんどい最後の4kmくらいが下りなので心理的に楽だ。自分が後半でペースを上げられたのもそのおかげといっていい。

 荷物はスタート地点で専用の袋(ゼッケンと一緒に渡される)に入れて、ゼッケンナンバーの入ったステッカーを貼って収集場所に持っていく。ゴール後は武庫川の堤防の上に番号順に並べて置かれているのをスタッフの方にゼッケンナンバーを提示して受け取る。6000個以上の荷物だが、それほど待つこと無く受け取ることができる。ゴール地点の更衣室は申し訳程度で、男性の大半は道端で着替える。女性も更衣テントの大きさは大差ないが、参加人数が少ないので大丈夫そうだ。

 ゴール地点には少しだけ屋台的なテントが出店しているが、荷物がけっこう離れた場所にあって(ゼッケン番号順なので、ゼッケン番号が大きい人は近い)、わざわざ戻る気にならなかった。

 受付や荷物の受け渡し、給水などで多くのスタッフが尽力されていた。全く滞ること無く運営されていたように思う。人口密度が高いところでは給水が混雑したりしたそうだが、自分の周囲では少しは歩くけど取れないとか間に合わないといったことは全く無かった。

給水・エイド

 受け渡しには問題はないが、配られるのが水だけというのは辛いものがある。スポンサーの関係かコストの関係かわからないが、スポーツドリンクは欲しい。

 後、自分的には一回目の給水所が遠かった。トイレが混雑しているから、トイレにいかなくていいようにスタート前にあまり水を摂らなかったのが失敗だった。スタートしてすぐにのどが渇いて待ち遠しかった。しかも、もらえるのは水だったし・・・去年はスポドリを持って走ったのだが、

 エイドはカットバナナだけ。自分はジェルを2本持っていて、1本を河川敷に出たところで飲んだのとバナナ一切れで十分だった。バナナ一切れだけだと厳しいのではないかと思う。

装備

 2XUのコンプレッションタイツにサンキューエイトビートTシャツでちょうどよかった。日差しが暑かったが、涼しい風が吹いたのでコンプレッションTシャツでなくてもオーバーヒートはしなかった。

 シューズは NIKE STREAK 6。ハーフの距離なら足が痛むこともない。というか、土の路面は衝撃が少ないのでそれも大きかったかもしれない。コンクリートはもちろん、土の路面でもグリップ力の不足を感じることはなかった。凸凹に踏み固められたような場所もあったが、足裏の間隔が伝わってくるのでうまくいなすことができた。

 一つだけ忘れ物をしていた。リストバンドを忘れていた。顔を汗が伝ってうっとうしいことがあった。

ペース

にしのみや甲子園ハーフマラソン2018タイム表
 1601~1900のブロックからスタートだったが、まだスタートから数キロは隙間を探して前に出る必要があった。が、武庫川に出た頃にはシャフルがほとんど終わってほぼ同じくらいのペースの人たちと相前後して走るという感じだった。

 右の表を見れば、スタート直後の渋滞でペーが上がらなかったことがわかると思う。ランニングダイナミックスでも、序盤はストライドが伸びずピッチも低い。そのかわり上下動が大きい。前に進むことに力を使えずに上方向に向かってしまっているということだ。もちろん、体力無駄遣いだ。

 10kmくらいから、キレイなフォームの女性ランナーを見つけて勝手にペースメーカーにさせてもらった。その人は自分が想定していたペースより少し早い5分10秒くらいで走っていた。ついていけるか不安があったが、その人がペースを守ってジワジワと前の人をかわしていくのでそれについて走った。おかげで、5分前後で走るペースが掴めた。折り返し後は自分がペース上げて4分台に入れたのでその人は見えなくなったが。そこまで引っ張っていただいて感謝。

20181111_running dynamics
にしのみや甲子園ハーフマラソン・ランニングダイナミックス

  • 平均ペース 5:05/km
  • 平均心拍数 156bpm
  • 平均歩幅 101cm
  • ピッチ 195spm
  • 平均上下動 6.5cm
  • 接地バランス 左50.3% / 右49.7%
  • 平均接地時間 244ms

 接地バランスが緑色なのが嬉しい。ストライドも平均で1m超えるのは珍しい。ピッチは狙っているよりも高い。

スペシャル・イベント

 スペシャルイベントはNKランニングチームのジョンさんと挨拶できたこと。すれ違いざまに手を振っただけだが、初対面の方と折返しですれ違って挨拶を交わせるというのは面白かった。

参考:

ポッドキャスト:

音楽:

ご注意:番組で使っている音源はモノラルでかなり強く圧縮をかけています。本来の音質ではありませんので、ここで聴いたもので音質をご判断いただかないようお願いします。

 連絡:@runcas180

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